「酷い夜」「少しの影響ももたらせなかった」ほろ苦“デビュー”の武藤嘉紀とニューカッスルに地元紙が厳しい評価…

2018年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

採点はチーム最低、寸評は辛口…。

初先発を飾るも、苦戦を強いられた武藤。そんな日本代表FWには、厳しい評価が並んだ。 (C) Getty Images

 現地時間8月29日に行なわれたイングランドのリーグ・カップ2回戦のノッティンガム・フォレストとの一戦で、日本代表の点取り屋、武藤嘉紀が移籍後初の先発出場を果たした。

 敵地に乗り込んだニューカッスルは、2部のノッティンガム相手に苦戦を強いられ、開始早々の2分に先制されると、そのままズルズルと試合は進行。後半アディショナルタイム2分にサロモン・ロンドンのゴールで何とか追いついたが、その後の5分間で2失点……。結局、1-3とよもやの敗戦を喫した。

 4-4-1-1のシャドーポジションで起用された武藤だったが、目立った場面を創出できず、77分にジェイコブ・マーフィーと交代。ほろ苦い先発デビューとなった。

 試合後、現地メディアによる、ニューカッスル、ならびに武藤への評価は辛口なものが並んだ。

 英衛星放送『Sky Sports』は武藤に対し、ホセル、ケネディと同じく、チーム最低点となる「4」を付け、さらにチームに対しては「ニューカッスルは今シーズン、いまだ勝利がない。この敗北と今週末のマンチェスター・シティ戦で、彼らはさらなる惨めさを味わうことになるだろう」と、厳しめなレポートを綴った。

 さらに地元紙『Evening Chronicle』は、「ニューカッスルにとって酷い夜となった」と銘打った寸評採点において、武藤にチームワーストの「3」を付け、次のような評価を記した。

「本当に、少しの影響ももたらせなかった。1本のシュートと、出番を終える直前に『ペナルティー』と叫んだぐらいである」

 シーズン開幕からの4試合で、1分3敗と苦戦するニューカッスル。武藤とともに、難しいスタートとなった。はたして、ここからチーム状態を改善していくことができるのか? 来る9月1日のマンチェスター・C戦(プレミア4節)は、ラファエル・ベニテス監督の去就を含めて、注目を集めそうだ。
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