久保建英の2戦連発はならず…清水に1-2で敗れた横浜、残留争い"待ったなし"

2018年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

数的不利でも攻め続けたが…

久保はこの日もスタメン出場したが、2試合連続ゴールとはならなかった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ18節]横浜1-2清水/8月29日/日産ス
 
 台風12号の影響で延期になっていたJ1リーグ18節の横浜F・マリノス対清水エスパルスが29日、日産スタジアムで行なわれ、アウェーの清水が2-1で勝利した。リーグ戦2試合連続で先発出場した横浜の久保建英は、56分に途中交代でピッチをアウト。2試合連続ゴールはならなかった。
 
 試合は立ち上がりに動いた。先制したのは横浜だ。左サイドで得たCKで天野純がクロスを上げると、中央のドゥシャンが右足で合わせる。このボールがニアサイドにいた清水のクリスランに当たってゴールに吸い込まれた。
 
 対する清水は、27分に松原后が左サイドを抜け出してマイナスのクロスを供給し、これを金子翔太が左足で合わせて同点弾を沈める。さらに後半立ち上がりの49分に、ショートコーナーから金子がクロスを上げ、ドウグラスが胸トラップから鮮やかなジャンピングボレーを突き刺して逆転に成功した。
 
 なんとか追いつきたい横浜は攻撃の手を強めるも、思うように前線にボールが渡らない。アンジェ・ポステコグルー監督はこの状況を変えようと、56分に久保建英を下げ、仲川輝人をピッチへ送り込む。さらにDFを削ってFWユン・イルロクを投入した。
 
 横浜は66分にドゥシャンが2枚目の警告で退場になりながらも、リスク承知で前がかりに攻め続ける。85分にはウーゴ・ヴィエイラがポスト直撃のヘッドを放つなど、終盤にチャンスを量産。しかし、ついに1点が奪えず、そのまま1-2で敗れた。

 24試合を終えた時点で、横浜は勝点26の15位。J1参入プレーオフに回る16位のサガン鳥栖とはわずか勝点1差で、残留争い待ったなしの状況に追い込まれている。
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