岡崎慎司が今季初先発も不発…「ケガ明けとはいえ後半は動きが鈍かった」とレスター地元紙

2018年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップ下でフル出場も不発に終わる

久々のフル出場となった岡崎。前半は軽いステップで相手をかわすシーンなどが見られたが、後半になるにつれ、身体の重さを感じさせるような場面も。 (C) Getty Images

 プレミアリーグ・レスターの岡崎慎司が、フリートウッド・タウン(イングランド3部)とのイングランド・リーグ杯(カラバオ・カップ)の2回戦にフル出場。チームは4-0で快勝し、3回戦進出を決めた。

 岡崎はロシア・ワールドカップ期間中に右足首を痛めたこともあり、これまでコンディション調整などの理由で、実戦から遠ざかっていた。今シーズンの公式戦では、これが初の先発出場だった。

 レスターは不動のエース、イングランド代表FWのジェイミー・ヴァーディーがリーグ戦で3試合出場停止となっており、その代役の座をケレチ・イヘアナチョ、デラマイ・グレイ、そして岡崎の3人で競っている。

 フリートウッド・タウン戦では、イヘアナチョがワントップ、岡崎はトップ下で先発出場。ぜひとも結果を残したい岡崎は、前半終了間際に左からのクロスにジャンピングボレーで合わせるも、GKに阻まれてゴールならず。後半も2本のシュートを放ったが、ゴールには結びつかなかった。

 レスターの地元紙『Leicester Mercury』は、「ケガから復帰した岡崎。前半終了間際のシュートは良かったが、相手GKの好セーブが勝り、スコアシートに名は載らなかった。後半は動きが鈍いシーンも多かった」と、物足りなさを感じさせる評価となった。

 また、試合後のインタビューでは「試合に出られるくらいにはなったが、右足首はまだ完治していない」と回答。痛み止めを打っての強行出場に、今後への影響も懸念される。

 9月1日(現地時間)には、プレミア4節のリバプール戦を控える。果たして、万全とはいえない岡崎に、出場機会は訪れるだろうか。

 ちなみに、リーグ杯2回戦ではサウサンプトンもブライトンと対戦。今シーズンはまだ、プレミアリーグにはまだ一度も出場していない吉田麻也がフル出場し、1-0の勝利に貢献した。

 リーグ杯の3回戦は、9月26日に開催予定。組み合わせ抽選会は、今月30日に開催される。
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