J2首位の松本が今季初の連敗…横浜FC、東京Vら上位陣が勝点3を重ね、昇格争いは混戦模様に

2018年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本は後半にまさかの3失点。数的優位の状態だったが…

松本は数的優位の状態で1点をリードしていたが、後半に3失点。首位の座は維持するも今後に不安を残す結果となった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 熾烈な昇格争いが展開されている今季のJ2。8月25日に30節の6試合が行なわれ、首位の松本はアウェーで4位の横浜FCと顔を合わせた。
 
 松本は序盤から押し込んでいくと、41分だ。横浜FCのぺ・スンジンがペナルティエリア内でハンドを犯し、この日2枚目の警告を受けて退場処分に。これにより、松本は数的優位のアドバンテージを掴んだ。そして、このPKをセルジーニョがしっかりと決め、試合を優位に進めていく。
 
 1点リードを奪った松本だったが、ここから悪夢のような展開が待っていた。後半に入り、ひとり少ない横浜FCに猛反撃を浴びるのだ。61分にイバ、68分に田代真一にネットを揺らされ、僅か8分で試合の形勢をひっくり返されると、さらに75分に北爪健吾にゴールを奪われて万事休す。まさかの逆転負けで今季初の連敗を喫した。
 
 横浜FCは2連勝で3位に浮上。首位・松本との勝点差は4となり、逆転優勝も見えてきた。
 
 その他の上位陣では、東京Vが藤本寛也の鮮烈なミドルシュートなどで千葉を3-2で撃破。3試合ぶりの勝利を収め、2位・町田との勝点差を4ポイントに縮めた。
 
 3位の大分は徳島に惜敗。終盤まで0-0だったが、83分に小西雄大に決められて4位に転落した。

 一方の残留争いでは、20位の京都が甲府とドロー。最終盤まで1点リードをしていたが、90分+6分に甲府の金園英学にネットを揺らされて勝点1を掴むに止まった。最下位の讃岐は金沢に0-2で敗戦。残留に向けて手痛い黒星を喫している。
 
 26日には残り5試合が行なわれ、上位では町田が岐阜、7位の福岡が新潟、6位の大宮が山口と対戦する。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事