あまりにタイミングが悪かった…戦列離脱中の“夜遊び”でナインゴランに非難の声

2018年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

本人はSNSで反論も…

メディアも認めている通り、決してやましい行動ではなかったが、チームが衝撃の敗北を喫した後の発覚というタイミングの悪さ……。 (C) Getty Images

 鳴り物入りで加入しながら、プレシーズン序盤に負傷離脱し、チームは開幕戦で黒星……。そんななかで発覚した夜遊びだけに、一部のサポーターは怒りを覚えたのかもしれない。
 
 今シーズン、ローマからインテルに加入したMFラジャ・ナインゴランが、8月17日にミラノ近郊の街、ベルガモの郊外にあるクラブで"夜遊び"していたことが分かった。
 
 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』や「Sky Sport」によると、ナインゴランは妻と一緒にクラブを訪れた。かつての「パパラッチ王」ファブリツィオ・コローナも一緒であり、その時の様子がSNSで出回ってしまった。
 
 ルチアーノ・スパレッティ監督の愛弟子といわれ、サポーターが大きな期待を寄せているナインゴランだが、プレシーズンマッチで筋肉を負傷。戦列を離脱したまま、セリエA開幕を迎えた。
 
"絶対王者"ユベントスの対抗馬として高く評価されてきたインテルだが、19日の開幕戦ではサッスオーロに敵地で0-1と敗れ、まさかの黒星発進。前評判が良かっただけに、早くも批判の嵐にさらされている。
 
 そんななかで浮上したゴシップだけに、SNSではナインゴランを罵倒する声も上がった。だが、Sky Sportは、ナインゴラン夫妻は普通に週末の夜を楽しんだだけで、選手は翌朝のトレーニングにも予定通りに参加したと報じている。
 
 それだけに、ナインゴランも批判には納得がいかない様子。インスタグラムにトレーニング中の写真を投稿し、「準備を整えるために仕事中。それ以外は戯言だ」と添えた。
 
 喫煙者であることを隠さず、ローマ時代もたびたびお騒がせ行動で世間を賑わせ、クラブから処分を科されたこともある「悪童」だけに、一挙手一投足が騒動の対象となってしまうようだ。
 
 ただ、よもやの黒星スタートでインテリスタが不満を抱いているのも事実。ナインゴランとしては、早く戦列に戻り、ピッチでのパフォーマンスでサポーターを黙らせたいところだ。
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