【J1採点&寸評】仙台2-1G大阪|会心の逆転劇を演じた仙台は軒並みハイスコア! かたや宮本ガンバは及第点がわずかひとりで…

2018年08月20日 小林健志

仙台──反撃を凌いで勝ち切れたのは成長の証

[警告]仙台=なし G大阪=遠藤(69分)、藤本(90+3分)
[退場]なし
[MAN OF THE MATCH] 西村拓真(仙台)

 [J1リーグ23節]仙台2-1G大阪/8月19日/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 6.5
先制されたものの冷静に戦い、相手の空いたスペースを的確に突いて決定機を創出。わずか3分間で逆転に成功した。その後の敵の反撃を凌いで勝ち切れたのはチームの成長の証だ。
 
【仙台|採点・寸評】 
GK
1 シュミット・ダニエル 7
1失点を喫したものの、ファインセーブ連発で奮迅の働き。とりわけ最終盤の倉田のシュートを足で止めた場面は圧巻で、見事にチームを救った。前線へのキックも中央へサイドへと効果的に蹴り分けた。
 
DF
13 平岡康裕 6.5
大岩が前やサイドに流れた際のカバーリングが絶妙で、ピンチを救ったシーンも少なくなかった。最近冴えを見せる攻撃参加も迫力があり、相手の脅威となっていた。
 
27 大岩一貴 6
前半人に食いつき過ぎた背後を突かれて失点してしまったが、その後はポジショニングを修正し、持ち前の体を張ったプレーが生きた。
 
34 椎橋慧也 6.5
身体を張ったディフェンスを繰り返し、終始冷静に対応。攻撃でも中盤や左WBとの連携が前節以上に良化している。
 
MF
17 富田晋伍 6
前半はボールロストする場面もあったが、後半はボールを奪うポイントを修正できていた。それによってチームアタックにも好影響が。
 
7 奥埜博亮 6.5
失点シーンでは高にかわされてアシストを許したが、以降はしっかり改善。同点弾ではファビオを食いつかせて西村のゴールに繋げ、逆転弾では関口へのサイドチェンジで起点となった。

4 蜂須賀孝治 6
いつも通りの推進力あるドリブルやクロスで決定機は生み出していたが、プレー精度に欠け、ゴールに結びつくプレーは見せられず。
 

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