F・トーレスがイニエスタとの直接対決に意欲!「次は神戸戦があるので、しっかりと戦いたい」22日の天皇杯で実現か

2018年08月19日 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

「友だちではない。試合になれば、対戦相手のひとり」

F・トーレスは22日に行なわれる天皇杯・神戸戦の出場に前向きだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ23節]名古屋3-0鳥栖/8月19日/パロ瑞穂

 来日初ゴールはお預けとなり、チームも0-3で完敗。8月19日に行なわれたJ1リーグ23節の名古屋戦の後、鳥栖のフェルナンド・トーレスは「チームは良いプレーをしたんだけど、結果が出なくて残念」と4試合ぶりの敗戦を悔やんだ。
 
 しかし、気持ちはすでに切り替わっている。「毎試合大事。次は神戸戦があるので、しっかりと戦いたい」とし、3日後に迫った天皇杯4回戦・神戸戦への出場に意欲を示した。そうなると、注目されるのは長年、スペイン代表で共闘してきたアンドレス・イニエスタとの直接対決だ。
 
 同じ84年生まれのふたりは06年からスペイン代表でチームメイトとなり、多くの栄誉と名声を獲得。ともに参戦した2010年の南アフリカ・ワールドカップ、08年と12年のEUROではチームの優勝に大きく貢献した。
 
  その世界的な名手が日本で再会するかもしれない22日の天皇杯。多くの人がふたりに熱視線を送るなかで、F・トーレスもイニエスタと顔を合わせるのを心待ちにしている。
 
 ただF・トーレスは、ピッチに個人的な感情を持ち込まないとも明言。「友だちではない。試合になれば、対戦相手のひとり」と言い切り、全力で相手を倒しに行くことを誓った。
 
「次の試合も頑張って、勝利に貢献したいと思っている」と意気込みを口にした元スペイン代表のストライカー。22日の神戸戦で来日初ゴールを決められるのか注目だ。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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