【J1採点&寸評】G大阪1-1札幌|宮本采配は理に叶っていたが…。MOMは劇的同点弾の都倉で決まり

2018年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪──試合運びの拙さは相変わらずで勝点3を逃す

【警告】G大阪=なし 札幌=深井(69分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】都倉賢(札幌)

[J1リーグ22節]G大阪1-1札幌/8月15日/吹田S
 
【チーム採点・寸評】
G大阪 5.5
札幌に倍近くのシュートを撃たれたが勝負強く得たPKで連勝に王手。しかし課題である試合運びの拙さは相変わらずで、土壇場で勝点3を逃した。
 
【G大阪|採点・寸評】 
GK
1 東口順昭 6
札幌にシュート19本を浴びる劣勢の時間帯が続いたが、枠に飛んだ決定機はほぼ封じ込めた。惜しまれるのは失点場面だが責任はない。キックの精度が低く、相手に渡っていたのは反省点。
 
DF
3 ファビオ 6.5
このところ凡ミスや軽率な対応が続いていたが、この日は本来の個の強さを見せていた。ゴール内でカバーしてピンチを防いだり、高さで貢献したりとファビオらしい個の力を示した。
 
5 三浦弦太 5.5
前節に続いて右SBで先発。大崩れはなく、時折ダイナミックな攻撃参加を披露。あわやハンドという軽率なプレーは減点材料で、終了間際の失点の場面でももっと存在感を見せたかった。
 
13 菅沼駿哉 6
前半はジェイら札幌の強力アタッカーに手こずっていたが徐々に安定。前への積極的な出足は反則を取られることもあったが、臆せずに闘う姿勢を前面に押し出した。
 
22 オ・ジェソク 5.5
駒井を封じながら、シャドーの位置に入った都倉とも激しくやりあった。駒井に一度振り切られたのは減点材料だが、身体を張って守備の強さは発揮していた。
 
MF
28 高 宇洋 5.5
遠藤とのパス交換をさらわれてカウンターを招いた場面もあった。後半、疲れからか相手を潰し切れず、スピード感も明らかに欠いていたが髙江との連係は息が合っていた。
 
7 遠藤保仁 5.5(64分OUT
倉田とのコンビネーションでPKを奪取したのは見せ場だったが、自陣の危険な位置で不用意なパスミスが何度かあった。後半落ちる運動量を考えれば途中交代もやむなし。
 

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