"魔法使い"のゴラッソにまたしてもサムライ戦士が感銘を受けたようだ。

　ミッドウイークに開催されたJ１リーグ第22節、ヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島の一戦。元スペイン代表MFのアンドレス・イニエスタが再び鮮烈な輝きを放った。

　１点ビハインドで迎えた17分、右サイドでボールを持ったルーカス・ポドルスキからタイミングを見計らったパスを受けたイニエスタは、目線でマーカーをずらし、ドリブルで相手DFをかわしてから右足を一閃！ エリア外から放たれたシュートはゴール左上へ突き刺さったのである。

　前節のジュビロ磐田戦に続いてのゴラッソにツイッターではファンが、「一人だけプレーの質が違い過ぎる」や「余裕で歴代最強の助っ人じゃん」と熱狂しているのだが、そんなファンに続くかのように感激のコメントを発したのが、ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都だ。
 

　磐田戦でのイニエスタのJリーグ初ゴール時にも、「ポドルスキからイニエスタ。ポドルスキのパススピード、イニエスタのトラップ。もう笑いがでたわ。。」と綴っていた日本代表のダイナモは、今回も神戸の試合を観ていたようで、「イニ神さん。。 #イニエスタ」と、コメントこそ短いながらも、かなりの刺激を受けた様子だ。

　このツイートの前には、イスタンブールで神戸のオーナーを務めている楽天の三木谷浩史会長兼社長と会食したことを報告していた長友。もしかすると、神戸への関心を強めているのかもしれない。

　いずれにしても、スペイン・サッカー界の"巨星"イニエスタのJリーグでの活躍ぶりは、遠い欧州の地で戦う日本代表戦士にとっても気になる話題のようだ。