マドリーSNSのヘッダー写真からモドリッチが外れる! やはり退団へ?

2018年08月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「俺たちにモドリッチを!」インテリスタの期待高まる

左からベイル、ベンゼマ、S・ラモス、マルセロ、クロース。チームの顔が並ぶSNSのヘッダーにモドリッチの写真はなかった。(写真はマドリーのフェイスブック公式ページより)

 たかが一枚の写真かもしれない。だが、レアル・マドリーとインテルのサポーターにとっては、気になる一枚ではないだろうか。

 8月9日にマドリーがSNSのヘッダーに採用した写真が話題を呼んでいる。インテル移籍が取りざたされているルカ・モドリッチの姿がないからだ。

 ジネディーヌ・ジダン前監督が辞任し、エースだったクリスチアーノ・ロナウドをユベントスに売却したマドリーは、ロシア・ワールドカップでMVPに選ばれたモドリッチを手放さない考えだと言われている。8日にはサードユニホームのキャンペーンにモドリッチを起用。これが残留への布石との声もあった。
 
 だが9日、マドリーの"顔"となる選手が並ぶSNSのヘッダー写真に登場したのは、キャプテンのセルヒオ・ラモス、マルセロ、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、トニ・クロースの5選手。2012年から在籍し、4度のチャンピオンズ・リーグ制覇に貢献してきたモドリッチは含まれていなかった。

 これを受け、インテル・サポーターの間では期待が高まっているようだ。『Gazzetta dello Sport』紙によると、「モドリッチを自由に」「俺たちにモドリッチを」「彼を解放すべきだ!」などと、マドリーに対してモドリッチ売却を促す声が上がっているという。もちろん、残留を願うマドリー・ファンからは反論のメッセージが寄せられた。

 9日にティボー・クルトワの入団会見に臨んだフロレンティーノ・ペレス会長は、「純白のユニホームを着るのは、ナンバーワンの選手だけでなければいけない」と述べている。(Gazzetta dello Sport紙より)

「サンチャゴ・ベルナベウの歴史にふさわしいのは、世界最強の選手たち。このアイデンティティーを前進させるために、我々は努力しなければいけない。歴史を作り続けようという彼らの情熱を信じている」

 このコメントがモドリッチを意識したものかは分からない。10日に面談するとも言われているモドリッチとペレス会長は、最終的にどのような決断を下すのか。
 
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