香川真司の獲得を諦めた!? ベジクタシュが“ネイマールの親友”の招聘に近づく!

2018年08月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あくまで保険。シャドリとの2枚獲りは変わらない」

新政権下のドルトムントで、香川は日々コンディションを上げている。はたしてベジクタシュのラブコールは成就するのか。(C)Getty Images

 ボルシア・ドルトムントの日本代表MF、香川真司の獲得に邁進してきたベジクタシュだが、ここにきて別の"10番タイプ"招聘に近づいているようだ。
 
 イスタンブールの強豪にとって、今夏補強オペレーションにおける最大のターゲットは新10番の確保だ。過去2シーズンに渡ってトップ下に君臨してきたブラジル代表のタリスカは、資金不足で買い取りができず、保有元のベンフィカに帰還(その後、中国の広州恒大へレンタル移籍)。ロシア・ワールドカップ終了直後から香川への強い関心を大々的に示し、ドルトムントからの期限付き移籍を勝ち取るべく、交渉を続けてきた。
 
 そんななか、トルコの地元紙『Fanatik』が伝えたのが、セビージャで燻ぶっているブラジル代表MFガンソへの正式オファーだ。

 
 ネイマールの大親友として知られる天才肌は、現在28歳。脂が乗り切っているが、昨シーズンは怪我もあってリーガでの出場は8試合(2得点)にとどまった。同紙は「セビージャとガンソとの契約は2021年まで残っているが、新シーズンも出番は多く訪れないだろう。新監督のパブロ・マチンが評価していないからだ」とし、「クラブは選手の220万ユーロ(約2億8600万円)をベジクタシュが肩代わりしてくれるなら、レンタル料を無償してもいいと持ち掛けているようだ。もはや交渉成立が目前である」と報じた。すでにガンソのインスタグラムには香川の時と同様に、ファンから「Come To Besiktas」のメッセージが大量に書き込まれている。
 
 では、ベジクタシュは香川獲得を諦めたのか。どうやらそうではないらしい。
 
 同紙の見立てでは、あくまでガンソは保険であり、本命は香川とベルギー代表MFナセル・シャドリ(WBA)の2枚獲りなのだという。相変わらずドイツ・メディアからはそれに関連した報道はほぼ伝わってこないのだが……。まだまだ予断を許さない。
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