女子インターハイを制したのは常盤木学園!前回女王・日ノ本学園を撃破し、悲願の初優勝!

2018年08月06日 高校サッカーダイジェスト編集部

効果的に得点を積み重ねた常盤木学園が3-0で快勝!

2012年の第1回大会と同じ顔合わせとなった今回の決勝。常盤木学園はその時の借りを見事に返す形となった。写真:西森彰

 8月5日、インターハイ(全国高校総体)の女子サッカー競技決勝が静岡県の藤枝総合運動公園サッカー場で行なわれ、史上最多の5度の優勝を誇る前回王者の日ノ本学園と悲願の初優勝を狙う常盤木学園が相まみえた。

 試合は序盤から拮抗した展開で進むなか、先手を取ったのは常盤木学園だ。前半終了間際の35分、中村恵実がヘディングでネットを揺らした。

 リードを奪った東北の雄はハーフタイムを折り返しても、安定した戦いぶりで試合を優勢に進めていく。後半25分には勝負を決定付ける2点目を中村が奪取。最終盤の35分には途中出場の北川愛莉が右足で3点目をねじ込んだ。

 このまま逃げ切った常盤木学園が悲願の初優勝。冬の選手権は過去に5度制した名門も、2012年から始まった夏のインターハイは縁がなかった。決勝に進出したのも2012年の第1回大会以来。そのなかで日ノ本学園、村田女子、藤枝順心に続く史上4校目の優勝を飾り、初めて夏の日本一に輝いた。

 5日間の熱戦に幕を閉じた女子サッカー競技に続き、7日からは三重県にて男子サッカー競技が開幕する。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事