名古屋、0-2からの大逆転でG大阪を撃破!ジョーが来日初のハットトリック

2018年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半に怒涛の3ゴール!今季2度目の連勝

ジョーが個人能力の高さを示した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 [J1リーグ20節]名古屋3-2G大阪/8月5日/豊田ス
 
 J1リーグ20節の名古屋対G大阪が5日、豊田スタジアムで行なわれ、名古屋が3-2でG大阪を下した。名古屋は前節の仙台戦に続く今季2度目の2連勝で、勝点を16とした。
 
 先制したのはG大阪だった。22分に藤本淳吾が玉田圭司に倒されて得たPKをアデミウソンが冷静に決めた。さらにアウェーチームは、37分に左サイドを流麗な連係で崩し、最後は藤本がクロスに合わせて追加点を奪う。
 
 一方、2点を先行された名古屋は、後半開始から玉田に代えて和泉竜司、八反田康平に代えて秋山陽介を投入。攻撃をテコ入れすると高い位置でポゼッションする時間が増え、その流れからジョーが自ら獲得したPKを61分に沈めて1点差に詰め寄った。
 
 押し込まれたG大阪は、64分に倉田秋を下げて新加入の小野瀬康介をピッチへ。72分にも藤本に代えて井出遥也を送り込み、中盤の活性化を図る。しかし、名古屋の攻勢を撥ね返すまでには至らず。79分に左サイドを崩され、ジョーにこの日2点目を叩き込まれた。
 
 そして2-2で迎えた84分、ホームチームに歓喜をもたらす決勝点が決まる。右サイドから上がったクロスをジョーが落とし、ガブリエル・シャビエルが競り合ったボールがゴール前にこぼれる。これを拾ったジョーが反転しながら右足で逆転弾をねじ込んだのだ。ジョーは来日初のハットトリックだ。
 
 名古屋はその後、90+3分に新井一耀を投入して6分間のアディショナルタイムをしのぎ、3-2で試合を終わらせた。0-2から劇的な逆転勝利。ホームのサポーターは大歓声を送った。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事