乾貴士を英メディアが“今夏のリーガベスト移籍11”に選出!「火花ほとばしる活躍で…」

2018年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍金ゼロでのエントリーはひとりだけ

入団セレモニーでベティス・サポーターから盛大な歓迎を受けた乾。リーガのみならずELでの奮闘も期待される。(C)Getty Images

 英国発の人気サッカーサイト『90min』が、2018-19シーズンの開幕を8月17日に控えたリーガ・エスパニョーラのプレビュー企画を展開。「夏のベストトランスファー11選」と題し、選手の実力やコストパフォーマンスなどを総合的に判断してピックアップした。そのなかに、エイバルからベティスに移籍した日本代表MF、乾貴士も選ばれたのだ。
 
 同メディアはこう評している。
 
「ウィリアム・カルバリョとともにベティスが獲得した注目株が、日本代表のタカシ・イヌイだ。ワールドカップでは火花ほとばしる活躍を見せ、鮮烈な2ゴールをゲット。日本を躍進に導いたキープレーヤーのひとりで、新天地をセビージャの"緑"に移したのだ。昨シーズンのエイバルでは34試合に出場して5得点を決めたが、ベティスはそれ以上の生産的なパフォーマンスを期待している。入団を受けて30歳のアタッカーは『これが自分にとって最後の大きな契約です』と話した」

 
 なにせ移籍金ゼロでの獲得である。もしワールドカップ終了後まで決断を先延ばしにしていたなら、乾を巡る争奪戦は激化していた公算が高い。同メディアはそんなベティスの先見の明を評価したのだろう。
 
 今回選出されたリーガの"ベストバイ・11人"は以下の通りだ。
 
乾 貴士(エイバル→ベティス/移籍金ゼロ)
トマ・ルマール(モナコ→A・マドリー/移籍金7000万ユーロ)
ロドリゴ・エルナンデス(ビジャレアル→A・マドリー/移籍金2000万ユーロ)
アルトゥール(グレミオ→バルセロナ/移籍金3100万ユーロ)
セルジ・ダルデル(リヨン→エスパニョール/移籍金800万ユーロ=買い取り)
ウィリアム・カルバリョ(スポルティング→ベティス/移籍金2000万ユーロ)
アルバロ・オドリオゾラ(R・ソシエダ→R・マドリー/移籍金3000万ユーロ)
ロケ・メサ(スウォンジー→セビージャ/移籍金600万ユーロ=買い取り)
ジェフリー・コンドグビア(インテル→バレンシア/移籍金2500万ユーロ=買い取り)
ダニエル・ヴァス(セルタ→バレンシア/移籍金600万ユーロ)
ジェラール・モレーノ(エスパニョール→ビジャレアル/移籍金2000万ユーロ)
※1ユーロ=約130円
 
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