「真のプロフェッショナルだ!」合流初日の原口元気をハノーファー監督がいきなり絶賛!

2018年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕は本気でドイツ語をマスターしたいと思っている」

初日からやる気まんまんの原口(右)にブライテンライター監督(左)も感服。すでに信頼関係が構築されつつある(写真はクラブ公式ツイッターより)。

 7月30日、オーストリアの保養地であるヴェルデンに降り立ったのは、日本代表MF原口元気だ。新天地ハノーファー96のサマーキャンプ地であり、同じタイミングで入団した僚友・浅野拓磨とは同部屋となった。
 
 そんな合流初日の様子を詳報したのが、クラブの公式サイトとツイッターだ。原口本人のコメントとともに、アンドレ・ブライデンライター監督のインプレッションを紹介している。 44歳のドイツ人指揮官は、日本が誇るサイドアタッカーが初日で見せた振る舞いを称え、こう評したのだ。
 

「ワールドカップを終えてからほぼ4週間近くのブレイクがあったと思う。ふたたび身体を作ってリズムを取り戻すのには相応の時間が必要になる。しかしながらゲンキは、ヴェルデンにやって来る合流初日の2日前から、別の場所でトレーナーとみっちり身体を動かしていたと聞いた。金曜日にハノーファーに戻るまでには、ほかのみんなのコンディションに少しでも追いつきたいとね。真のプロフェッショナルの姿を見たよ」
 
 
 原口本人もチームに好印象を抱いたようで、「とても温かく迎え入れてもらいました。ナイスガイばかりで、本当によく話かけてくれるんです」と笑い、「僕は本気でドイツ語をマスターしたいと思っている。だからたくさん話したいんです」と決意を明かした。これにはブライテンライター監督も大喜びで、「ゲンキはドイツ語をよく理解しているし、話すのも上手だよ。コミュニケーションについてはまったく問題がないと言っていい。ピッチ上に指示を出すときも通訳は必要ないと感じているよ」と太鼓判を押した。
 
 自身のコンディションに関して原口は、「さすがに今日は疲れ果てましたけど、それは当たり前。これを続けていくことで間違いなく調子は上がっていくと思います」と話した。クラブ公式サイトはおまけで、「そう話したハラグチだが、練習後にはアサノとふたりで居残りランニングを行なっていた。彼の真剣な取り組みぶりが伝わってきた」と記している。
 
 水曜日にはヴォルフスブルクとの練習試合が予定されており、指揮官は「もちろんゲンキも(出場する)候補のひとりだ」と含みを持たせた。早くも浅野との揃い踏みを実現させるか、要チェックだ。
 
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