香川真司がドルムントに本格合流! 気になる移籍の噂については地元紙が…

2018年07月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゲッツェとカガワの放出の可能性は高くない」

大勢のドルトムント・ファンの前で元気な姿を披露した香川。そしてこの笑顔。やはり移籍はあり得ない!? (C)Getty Images

 日本代表MF香川真司がついに新シーズンをスタートさせた。
 
 月曜日、北米ツアーを終えたボルシア・ドルトムントは地元に帰還。ワールドカップ出場組のマルコ・ロイスや新加入のトーマス・ディレイニーらに加え、香川も再合流を果たし、ルシアン・ファーブル新政権下となって初めて全メンバーが集結した。
 
 選手たちは軽めのメニューを消化し、終了後は練習場に押し寄せた2000人近いファンとの交流を図った。香川もサインやセルフィー撮影に応じ、ファンサービスに努めた。
 
 やはり気になるのは新監督の香川への評価と、移籍の可能性だ。ファーブル監督は香川のインプレッションなどについていっさい口を開いていないが、地元紙『Westfalischer Anzeiger』は「ドルトムントは大所帯過ぎた。アンドレ・シュールレやアンドリー・ヤルモレンコらに続き、ファーブル監督はさらなる選手の売却を検討中だ」と記したうえで、「マリオ・ゲッツェとシンジ・カガワが放出される可能性ももちろんあるが、その数値はそんなに高くはない」と予測した。

 
 チームの補強オペレーションは終盤戦に差し掛かっており、残るターゲットはベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル(天津権健)と前線のエースストライカーと目される。もはや2列目の大物は候補者リストに入っていないとされ、あとはイバン・ペリシッチに6500万ユーロ(約84億5000万円)とも言われるビッグオファーがイングランドから届いており、これについてどうリアクションするかだ。
 
 トルコ国内では依然としてベジクタシュが獲得に本腰を入れていて、移籍実現の可能性は高いとの報道が続いているが、ドイツ国内メディアとの温度差が小さくない。
 
 はたして急転直下の展開はあるのか。いずれにせよ香川周辺のざわつきは、まだ当面収まりそうにない。
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