新生2トップが鳥栖を救う!F・トーレスは「彼もすごい強い選手」と金崎との“共存”に意欲

2018年07月29日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

コンビネーションプレーが大きな武器になる可能性を示した

F・トーレス(左)と金崎(右)の2トップは国内屈指。鳥栖の浮上の鍵を握る。写真:徳原隆元

[J1リーグ18節]鳥栖0-0磐田/7月28日/ベストアメニティスタジアム
 
 ついにサガン鳥栖の新生2トップがお披露目された。元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスと、鹿島から電撃移籍してきた金崎夢生のコンビだ。
 
 28日の18節・ジュビロ磐田戦で揃って先発したものの、金崎は試合の2日前に入団会見を終えたばかり。2度のトレーニングで合わせただけとあって、やはりふたりの連係はまだまだと言ったところ。
 
 それでも、F・トーレス→金崎→福田とつないだ67分のビッグチャンスなど、少ないながらも、息が合ってくれば、このふたりのコンビネーションプレーがチームの大きな武器になる可能性を示したのも事実だ。
 
「彼もすごい強い選手だと感じました」
 
 金崎についてそう語るF・トーレスは、"共存"に意欲的。「金崎選手とは2日間しか一緒にトレーニングする時間がなかったので、これから時間をかけてゆっくり連係を強化していきたいと思っています」と意気込んでいる。
 
 入団会見で、F・トーレスをどう活かすことがチームにとって重要なポイントになると話した金崎も磐田戦後に、「自分がコンディションを上げていければ、その部分も良くなると思う」と自信をうかがわせた。
 
 18試合を終えて17位に低迷する鳥栖を救えるか。この新2トップが、文字どおり救世主となるはずだ。
 
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 
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