ガンバの宮本新監督が鹿島戦のドローに一定の手応え「共通理解は見られた」

2018年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「やろうとしていることも半分くらいはできていた」が攻撃面は…

宮本新監督は初陣で勝点1を確保。「次につながる」と総括した。写真:川本学

[J1リーグ18節]G大阪1-1鹿島/7月28日/吹田S

 初陣を1-1の引き分けで終えた鹿島戦後、G大阪の宮本恒靖新監督がフラッシュインタビューで試合を振り返った。
 
「やろうとしていることも半分くらいはできていましたし、後半もちょっと苦しい試合の中で点を追いついて、その後にチャンスも作れていたので、次につながると思います」
 
 41分にセットプレーから先制点を許したG大阪は、なんとか追加点を与えずに1点差をキープし、迎えた70分に米倉恒貴が同点弾を挙げる。殊勲の米倉本人が「クロスの当たり損ねが入った感じです」と告白したように、ラッキーな形でのゴールではあったが、いずれにせよ初陣で勝点1を確保できたのはポジティブな材料だ。
 
 宮本監督もチームのパフォーマンスを総括し、「みんなでボールを奪うところの共通理解や意識は凄く見られました」と守備の奮闘を讃えた。とはいえ、攻撃面に関しては課題も残ったようで、「あとはボールを奪ってからの質であったり、最後にペナルティエリアにかかるところでのもう一工夫だと思います」と反省も忘れていない。
 
 チームは連敗を2でストップしたものの、順位は依然として16位と厳しい状況は続く。宮本新監督の手腕が本当の意味で試されるのはこれからだろう。
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