【J1採点&寸評】鳥栖0-0磐田|F・トーレス&金崎&豊田…豪華攻撃陣の出来は?

2018年07月28日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

鳥栖――GK権田と両CBは高評価

【警告】鳥栖=キム・ミンヒョク(43分) 磐田=田口(45+2分)
【退場】鳥栖=なし 磐田=なし
【MAN OF THE MATCH】田口泰士(磐田)

[J1リーグ18節]鳥栖0-0磐田/7月28日/ベストアメニティスタジアム
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 5.5
走力とパスで崩しにかかるも、細かなミスが散見。金崎、F・トーレス、小野の3人を中心に決定的チャンスを何度も作ったが、決定力を欠いた。これでリーグ戦6試合白星なし。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
20 権田修一 6.5
数少ないピンチを的確なセービングで凌いだ。ミスはほとんどなく、完封には欠かせない存在だった。

DF
3 高橋祐治 6.5
とりわけ対人戦で存在感を発揮。地上戦では足もとをえぐるスライディング、空中戦では頭ひとつ抜ける跳躍力を活かして敵の侵入を阻止した。
 
5 キム・ミンヒョク 6.5
強制的に相手の攻撃を停滞させる激しいタックルは効果的で、特に川又とのマッチアップはかなり見応えがあった。55分にはF・トーレスに絶妙なパスを供給。
 
13 小林祐三 5.5
果敢に攻め上がりながらも守備のタスクをこなすバランス感覚は目を見張った。ただ些細なパスミスを繰り返し、攻撃のリズムを崩した場面も。
 
23 吉田 豊 6
相手を対面に置いた時の安定感は非常に頼もしかった。小川大にほとんどかわされることはなく、最終ラインを締めた。
MF
4 原川 力 5.5(80分OUT)
プレス、サポートと攻守にわたって献身的に振る舞った。ただ持ち味のパスがイマイチで、F・トレースと金崎という2トップを活かしきれなかった。
 
6 福田晃斗 5
精力的にアップダウンをして攻守に奮闘も、局面を変えるような働きはなかった。やはり決定的な仕事をしたかった。
 
14 高橋義希 6
相手との衝突も苦にせず身体を張り、中盤を幅広く走り回る。攻撃では影が薄かった一方で、守備面の貢献は素晴らしかった。
 
40 小野裕二 6.5
テクニカルなドリブルと素早い飛び出しを織り交ぜながらサイドを度々突破。攻撃に上質なアクセントを加えた。

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