クラブユース選手権のベスト4決定!福岡U-18はクラブ史上初の準決勝進出

2018年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

準決勝の組み合わせは福岡×清水と大宮×広島に!

福岡の北島祐二は準々決勝でPKから2ゴール。クラブ初の4強入りに大きく貢献した。(C)SOCCER DIGEST

 7月28日、第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の準々決勝が群馬県内で行なわれ、ベスト4に進出するチームが出揃った。
 
 ベスト8の4試合中3試合がプレミアリーグ勢対決となった今大会。EASTに所属するチーム同士の顔合わせとなった浦和ユースと清水ユースの一戦は、手に汗を握る接戦となった。
 
 前半18分に清水の青島太一(2年)が先制点を奪えば、浦和は23分に二見健太(3年)が同点弾を叩き込んで即座に試合を振り出しに戻す。その後も一進一退の攻防が展開され、勝負の行方はPK戦へ。最後は清水が4-3で制し、2年ぶりとなる4強入りを決めた。
 
 福岡U-18と名古屋U-18が相まみえたプレミアリーグWEST同士の対戦は、前者に軍配が上がった。福岡が開始7分に北島祐二(3年)のPKで均衡を破ると、後半12分にもPKを獲得。北島がこのチャンスも確実に決めると、後半アディショナルタイムにも吉村銀河(2年)がネットを揺らして勝負あり。3-0で快勝し、クラブ史上初の準決勝進出を果たした。
 
 同じくプレミアリーグWEST勢対決となった広島ユースとC大阪の試合は、1点を争う展開に。序盤からスコアが動かなかったが、前半33分に広島がオウンゴールで先制。最後まで虎の子の1点を守り切り、4強へと駒を進めている。
 
 そして、準々決勝で唯一プリンスリーグ勢対決となった大宮ユースと鳥栖U-18の試合は、点の取り合いに。互いに積極的に攻撃を仕掛け、前半を2-2のスコアで折り返す。後半は膠着した展開になるが、27分に大宮の渡辺俊介(3年)が値千金の決勝弾。大宮は初優勝を目指し、セミファイナルに挑むこととなった。
 
 4強が出揃った今夏のクラブユース選手権。準決勝からは味の素フィールド西が丘に戦いの場を移す、高校生たちの熱い戦いに今後も注目だ。
 
 準決勝以降の組み合わせと日程は下記の通り
 
・準決勝(7月30日)
【1】清水ユース×福岡U-18(味の素フィールド西が丘/16:00キックオフ)
【2】大宮ユース×広島ユース(味の素フィールド西が丘/19:00キックオフ)

・決勝(8月1日)
【3】1と2の勝者(味の素フィールド西が丘/17:00キックオフ)
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