日本の5度目の優勝に欠かせない存在――昌子源、AFCから「アジアカップの注目株7人」に選出される!!

2018年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

W杯で一躍注目された昌子がアジアカップ2019で注目すべき7人に選出

ロシア・ワールドカップでは、不動のCBとして吉田麻也とコンビを組んだ昌子。強豪チーム相手にも臆せず身体を張る姿は、相手チームから称賛されるほど。 写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

 7月26日、森保一監督の監督就任が決定した日本代表。正式に「森保ジャパン」が誕生し、サムライブルーは日本人監督の下、新しいスタートを切ることになった。

 森保ジャパンにとって、第一の"試練"となるのが、2019年1月にUAEで開催されるアジアカップだ。AFC(アジア・サッカー連盟)主催の大陸選手権大会で、日本は過去に4度優勝している。しかし、前回はハビエル・アギーレ監督のもと、ベスト8という結果に甘んじた。

 今回はアジア圏の24か国が参加。ロシア・ワールドカップで奮闘したイランや韓国、サウジアラビア、オーストラリアらと覇権を争うことになる。

 すでに組合せ抽選会は終了しており、日本はウズベキスタン、オマーン、トルクメニスタンとともに、グループFに振り分けられた。初戦は1月9日のトルクメニスタン戦だ。

 本大会があと半年に迫ったなか、AFCが「注目すべき選手」として7人をピックアップ。日本代表からは、鹿島アントラーズのDF昌子源が選ばれている。

「今夏のロシアで、強烈な印象を残した選手の一人。ベスト16に達した日本代表の重要なCBであり、3位入賞のベルギーに称賛された存在だ。鹿島ではAFCチャンピオンズリーグにも出場経験がある。クラブの好結果にも十分に貢献した。日本が5度目のアジア制覇を目指すうえで、欠かせない存在になるだろう」

 なお、ほかの6人には、ロシア・ワールドカップでポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウドのPKを阻止したイラン代表のGKアリレザ・ベイランバンドとDFルーズベー・チェシュミ、カタール代表のハッサン・アル・ハイドゥースとFWのアルモエズ・アリ、中国代表のMFジャオ・シュリ、韓国代表のDFイ・ヨンが選ばれた。

 しかし、心配なことが……。昌子は25日に行なわれたセレッソ大阪戦で負傷退場している。診断結果は左足首関節捻挫で、全治3週間の見込みと発表された。長期離脱は免れたが、戦列復帰は未定。現在は鹿嶋で調整中とのことで、一刻も早い完全復帰が待たれる。
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