欧州の舞台から締め出しの可能性も…酒井宏樹所属のマルセイユにUEFAから厳罰処分!

2018年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

破壊したリヨンのスタジアムの損害賠償も…

昨シーズンはパトリス・エブラの件など、何かと話題になったマルセイユ・サポーター。チームを後押しするはずが、一部の人間がクラブの足を引っ張ることに……。写真は昨季のEL決勝前。 (C) Getty Images

 2017-18シーズンのヨーロッパリーグ(EL)でファンがたびたび問題行動を起こしたとして、酒井宏樹が所属するマルセイユに、UEFAから厳しい処分が下された。
 
 7月25日にUEFAが発表したところによると、問題視されたのは、4月12日の準々決勝第2レグのRBライプツィヒ戦、同26日と5月3日の準決勝レッドブル・ザルツブルク戦、そして同16日のアトレティコ・マドリーとのファイナルでの出来事だ。
 
 マルセイユはUEFA主催大会の次のホームゲームを無観客で行なうことに加え、その次のホームゲームでも一部のスタンド(両ゴール裏)の閉鎖を命じられた。さらに、10万ユーロ(約1300万円)の罰金も科されている。
 
 加えて、決勝の舞台となったリヨンの本拠地パルク・オランピック・リヨネに損害を与えたとし、損害賠償手続きのため、1か月以内にリヨンに連絡することも命じられた。
 
 さらに(!)、UEFA主催大会からの除外という厳罰処分も下された。ただし、これには2年の執行猶予が付けられ、この期間、同様の問題が起きた場合に適用される。
 
 決勝でA・マドリーに敗れたマルセイユは、昨シーズンのリーグ・アンを4位で終え、2018-19シーズンのELにも出場する。
 
 なお、UEFAは2017-18シーズンのチャンピオンズ・リーグ準決勝第1レグのローマ戦で、サポーターによる問題行動があったとし、リバプールにも8000ユーロ(約104万円)の罰金処分を科した。
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