日本代表新監督に森保一氏が就任!五輪監督との兼任に「困難だと思うが…」

2018年07月26日 サッカーダイジェスト編集部

初陣は9月7日のチリ戦に

東京五輪に出場するU-21代表も率いている森保監督。A代表との兼務となる。写真:徳原隆元

 7月26日、都内で会見が行なわれ、次期日本代表監督に森保一氏の就任が発表された。
 
  田嶋幸三会長は森保監督就任の経緯を次のように説明。
 
「世代交代は待ったなしの状況です。彼はオリンピックと日本代表というふたつの重要な役目を担ってもらいます。世代交代を実現するためには、ふたつの役割を兼ねていた方がスムーズにいくと決断しました。

 オリンピック、2022年のワールドカップの先へつなげていくためには最適な人物だと思っています」
 
 また森保監督は「ふたつの監督を兼任するのは困難だと思います。ひとりでやるのは不可能だと思いますが、多くの方々の力をお借りしながらチームを作っていけば、ふたつのチームを同時に見ていくことが大きな成果になると感じています」と意気込んだ。

 2020年の東京五輪に出場するU-21日本代表も率いる森保監督は、A代表との兼務となる。過去には2000年のシドニー五輪、2002年の日韓ワールドカップで指揮を執ったフィリップ・トルシエ監督が世代交代をスムーズに進めた例があるが、森保監督も2022年のカタール・ワールドカップに向けてチームの若返りを目指す。
 
 なお森保ジャパンの初陣は9月7日の親善試合チリ戦(札幌)になる予定で、来年1月にはUAEで開催されるアジアカップも控えている。
 
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