年間110億円!? C・ロナウドが向こう4年間で ユベントスにもたらす「経済効果」が凄まじい!!

2018年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

さすがスーパースター! 批判を一蹴する経済効果

その破格のビッグディールに一部で批判の声も上がったが、C・ロナウドはそうした声を黙らせる経済効果をユベントスに与える。 (C) Getty Images

 稀代のスーパースターが加わった効果は、やはり凄まじい。

 9シーズンを過ごしたレアル・マドリーに別れを告げ、イタリアの絶対王者ユベントスに活躍の場を移したクリスチアーノ・ロナウド。移籍金1億1700万ユーロ(約153億円)、推定年俸3000万ユーロ(約39億円)というビッグディールは、今夏ここまでの移籍市場における最大の話題と言ってもいいだろう。

 批判がなかったわけではない。一部では33歳というベテランの域に達したストライカーに超破格とも言える大金を支払うというクラブの決断に、不満や懐疑的な声が殺到。ユーベの親会社である自動車メーカー『フィアット』の社員が、ストライキを決行する事態も発生した。

 しかし、そうした批判を一蹴するデータが明らかになった。ポルトガル紙『O Jogo』が、C・ロナウドの加入によって、ユーベが移籍金の3.4倍の額に相当する経済効果が得られると報じた。

 同紙は、オランダに本拠地を置くコンサルティング会社『KPMG』が試算したC・ロナウドによる経済効果を紹介。それによれば、ポルトガル代表FWは、1年につき8500万ユーロ(約110億円)を生み出すとされている。つまり契約中の4年間で、計3億4000万ユーロ(約442億円)の大金をユーベは掴めるのだ。

 すでにユニホームの売り上げが、日本円で約73億円以上と"バカ売れ"状態にあるうえ、世界一となる2億9700万人ものSNSフォロワー数を抱えるC・ロナウドによって、クラブの露出が増えることも、ユーベにとっては有益に働くようだ。

『KPMG』の調べでは、C・ロナウドの加入後、ユーベのブランド力は急激に高まっており、今後は多額のスポンサー収入など、「マーケティング面でさらなる上昇が見込める」とされている。

 いずれも、当人の活躍次第では、試算以上に数字が伸びていくことも考えられる。となれば、もはやユーベが支払った153億円という移籍金もお買い得なようにも見えてくるが、これもC・ロナウドのスーパースターたる所以なのかもしれない。
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