武藤嘉紀がプレミアリーグ挑戦へ! マインツSDがクラブ間の交渉を認める!

2018年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

これまで否定してきた交渉をついに認める。

ついにプレミア移籍を公式に認められた武藤。噂どおり、ニューカッスルやウェストハムへ活躍の場を移すのか? (C) Getty Images

 日本代表のストライカー、武藤嘉紀が、自身が待望するプレミアリーグ移籍に向けて前進だ。現地時間7月24日、所属するマインツのスポーツ・ディレクター、ルーベン・シュレーダー氏がついに移籍交渉の事実を認めた。

 武藤がプレミアリーグへの挑戦願望を明かしたのは、昨シーズン終盤の4月のこと。ブンデスリーガ32節のRBライプツィヒ戦後、「今が良いタイミングだと思っています。結果として、たとえ失敗をしたとしてもいい。それでも、機会があるならぜひ挑戦してみたいと思いますね」とコメントしたことで、一気に移籍報道が過熱した。

 以降、ニューカッスルやウェストハムといったプレミアリーグの古豪クラブが獲得に興味を示していることが伝えられてきたが、いずれもマインツ側は事実を否定。ドイツ紙『Bild』の取材に対してシュレーダーSDは、交渉に進展がないことを明らかにしていた。

「現時点で、具体的なオファーは届いていない。イングランド人はワールドカップが終わるまでは、テレビの前で見守っているだけだったのではないかな?」

 そんなシュレーダーSDが、一転してプレミアリーグのクラブとの交渉を認めたのだ。24日、『Bild』で「イングランド人は完全に目覚めた。ヨシ(武藤)に対する関心が強まっている」と、コメントしたのである。

 武藤と2019年6月までの契約を結んでいるマインツの希望額は1800万ポンド(約26億1000万円)とされているが、シュレーダーSDのコメントを聞く限り、満足のいくオファーが来たということなのかもしれない。

 ここにきて、一気に動き出した感がある武藤の去就問題。25歳の韋駄天は、イングランドの移籍市場が閉じる8月9日までに、いかなる決断を下すだろうか?
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