「ベスト16は運があれば行けるけど…」吉田麻也がW杯“8強の壁”突破に持論

2018年07月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

今後の目標については「もうこれ以外考えられない」

ランドローバーのイベントに出席した吉田は、今後の目標について力強く語った。写真:徳原隆元

 日本代表の吉田麻也が7月24日、自動車メーカーブランド、ランドローバーのブランド・アンバサダー就任を記念した都内でのイベントに出席。アンバサダー就任の発表とともに、元日本代表でサッカー解説者の北澤豪氏とのトークセッションなどを行なった。
 
 北澤氏との会話の中で、今後の目標を問われた吉田は、「もうこれ以外考えられない」と言い、「Best8」と書かれたボードを掲げ、ワールドカップで果たせなかったベスト8入りを次なるターゲットとした。
 
「もちろん次の4年間を保証されているわけではないが、次の4年間をしっかり見据えてランドローバーのようにしっかり走っていきたい」と、アンバサダーらしい発言も忘れなかった吉田はさらに、「ベスト16と8の差はあったか?」と北澤氏から質問を受けると、「16から8の差はだいぶ大きい」「ベスト16は運があれば行けますけど、ベスト8は本当に実力がないと行けない」などと、実感を込めて回答。
 
「やっぱり4試合目、5試合目になると、かなり疲れが出る。延長になると4人が交代できるので、ピッチにいるほぼ3分の1が代わってしまう。(ベンチの選手も含めて)もっと選手層が厚くならないといけない」と、ワールドカップのベスト8入りへ持論を語った。

取材・文●長沼敏行(サッカーダイジェストWeb)
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