ベジクタシュが香川真司の獲得に本腰! 移籍実現なら親友・長友と熱狂ダービーで激突も

2018年07月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

トルコの強豪はあのシャドリの引き抜きも画策中

新政権が発足したドルトムントでも主軸と期待されている香川だけに、トルコ行きはやや現実的な話ではないか。ただ、移籍の噂が絶えないのは気になるところだ。(C)Getty Images

 トルコ全国紙『Fanatik』が驚きのニュースを報じた。登場する主人公はボルシア・ドルトムント所属の日本代表MF、香川真司そのひとだ。
 
 つい先日、トルコ・メディアが一斉に取り上げたのは、長友佑都を擁するガラタサライからの強い関心だった。ところが今度は同じイスタンブールに本拠地を置く強豪ベジクタシュが香川の獲得に本腰を入れはじめたというのだ。
 
 同紙によると、ベジクタシュは過去2シーズンに渡って攻撃の急先鋒として活躍したブラジル代表MFタリスカの後釜を物色中で、香川を候補者リストのトップに据えたようだ。ベジクタシュはベンフィカから借り受けていたタリスカを買い取れず、選手本人は6月末のレンタル期間満了が受けて、中国の広州恒大へと完全移籍した。トップ下の重要なポジションが空席のままなのだ。

 
 全国有力紙はこう続ける。
 
「ドルトムントは強化資金捻出のため、複数の選手の売却を考えている。ベジタクシュは近年、ドイツのクラブから好タレントを迎え入れることで補強を成功させており、ドルトムントとの関係もすこぶる良好だ。可能性は十分にあるだろう」
 
 もし移籍が実現すれば、熱狂のるつぼと化すイスタンブール・ダービーで香川と長友が対峙することになるが……。はたしていかなる結末を迎えるか。
 
 ちなみにベジクタシュは、イングランドのWBAでプレーするベルギー代表MFナセル・シャドリの釣り上げも画策中だ。名前を聞いてピンと来た方は多いだろう。日本とベルギーが死闘を繰り広げたあの一戦で、決勝点を奪った殊勲者である。
 
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