FC東京がアウェーで柏を撃破!!再開初戦を白星で飾り、8戦無敗!!

2018年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

拮抗した一戦はオウンゴールでFC東京に軍配!

アグレッシブに戦ったFC東京が再開初戦を制し、今後に弾みが付く勝利を挙げた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 約2か月ぶりに再開したJ1。三協フロンテア柏スタジアムでは9位の柏と2位のFC東京が相まみえた。
 
 ホームの柏は加藤望監督となってリーグ戦2試合目。システムは4-4-2を採用し、GKに中村航輔、最終ラインは右から小池龍太、パク・ジョンス、鎌田次郎、亀川諒史が並んだ。中盤の底は細貝萌と大谷秀和のベテランコンビとなり、2列目の右に伊東純也、左にクリスティアーノ。最前線には江坂任とキム・ボギョンを起用した。
 
 対するFC東京は、柏から期限付き移籍中のディエゴ・オリヴェイラがこのアウェーゲーム(保有元の試合には起用できない)を欠場。加えて、怪我人を多く抱えている影響もあり、柏戦は4-2-3-1を採用した。GKには大久保拓生、最終ラインは右から小川諒也、岡崎慎、森重真人、太田宏介となり、ボランチは橋本拳人と米本拓司を起用。トップ下には高萩洋次郎を置き、右に東慶悟、左に大森晃太郎を配置した。そして、最前線は富樫敬真に託す布陣でキックオフを迎えた。
 
 試合は立ち上がりから互いに良さを出し合う展開となる。柏は最終ラインから丁寧にビルドアップしながら、サイドからゴール前に侵入。江坂やクリスティアーノなどの流動的な動きも効果的に機能し、相手の守備に的を絞らせない攻撃を見せる。
  
 対するFC東京は粘り強い守備から、素早く攻守を切り替えてショートカウンターを仕掛けていく。とりわけ、大森が左サイドを何度も破り、決定機を生み出した。28分にはその大森の突破から最後は小川がシュート。さらに36分には太田の右CKからあわやという場面を連続で作り、柏守備陣を慌てさせた。
 0-0で折り返した後半も前半と同様の流れで試合は推移するなかで、先にスコアを動かしたのはアウェーのFC東京だ。61分、東が右サイドを打開すると、グラウンダーのボールをゴール前に供給。これが柏DFのパク・ジョンスの足に当たってしまい、オウンゴールでFC東京が先制に成功した。

 ただ、このプレーで柏のGK中村がクロスに反応していたFW富樫と交錯してしまう。左膝が後頭部に入って動くことができず、中村はそのまま負傷交代。控えGKの桐畑和繁がゴールマウスに入る形で試合が再開された。

 リードを奪ったFC東京は無理せずに試合を進め、堅守を武器に柏の攻撃をシャットアウト。最後まで虎の子の1点を死守したFC東京は再開初戦を白星で飾り、リーグ戦8戦無敗となった。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事