「すべてでっち上げよ!」クリロナ入団会見で母親がメディアにご立腹だったのはなぜ?

2018年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

インスタには家族の集合写真を投稿

貴重なファミリーショット。左からパートナーのジョージナさん、母親のアベイロさん、C・ロナウド、手前が長男のC・ロナウド・ジュニア君だ(写真は公式ツイッターより)。

 7月16日にレアル・マドリーからユベントスへの移籍が正式に決まったポルトガル代表FW、クリスチアーノ・ロナウド。移籍金は1億1700万ユーロ(約153億円)とされ、推定年俸3000万ユーロ(約39億円)という破格の条件だ。入団会見では「僕は常に挑戦したいんだ。マドリーやマンチェスター・ユナイテッドで作った歴史を、ここでも作りたい」と、意気込みを語った。
 
 その会見の場にはファミリーも姿を見せていた。ポルトガルの報道陣が直撃したのは、母親のマリオ・ドロレス・アベイロさんだ。
 
 マドリー退団が濃厚と囁かれ始めた昨シーズン終盤、移籍先の有力候補は古巣のマンチェスター・Uだった。この復帰を強く望んでいたのが、ほかでもないアベイロさんだとされていたのだ。C・ロナウドは寵愛してやまない母親の意見にこれまでも耳を傾け、信頼を寄せてきた。「マンチェスター帰還の裏に母あり!」と、実しやかに囁かれていたのは事実だ。
 
 しかし取材に応じたアベイロさんはご立腹の様子。「そんなのすべてでっち上げよ! 一度も言ったことはないし、考えたこともない。まったく困ったものよね。真実ではありません」と説明し、そののちは穏やかな口調でこう言葉を続けた。
 
「私は今回のクリスチアーノの決断を聞いて、すごくハッピーに感じたの。家族みんなにとって(ユベントスへの移籍は)素晴らしいことだと思う。私の息子はユーベで偉大ななにかを達成できるはずよ。これは新しい冒険であり、新しい生活。彼はレアル・マドリーでも十分楽しんでいたけど、別のチャレンジが必要だったのよ」
 
 会見後は自身のインスタグラムを更新し、アリアンツ・スタジアム(ユーベの本拠地)で撮影した家族写真と、自身がユーベのキットを着込んだ写真を立て続けに投稿したアベイロさん。あらぬ噂を立てられて気分を害したようだが、息子の晴れの舞台を目の当たりにして、この日は終始ご満悦の様子だった。
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