【J1展望】磐田×鹿島│怪我人続出の両チーム。W杯帰りの昌子は疲弊が予想以上で…

2018年07月17日 サッカーダイジェスト編集部

磐田―新システムは機能するか?

故障者/磐田=中村、松本、小川航、モルベッキ 鹿島=昌子、三竿雄、レアンドロ、金崎
出場停止/磐田=なし 鹿島=なし

J1リーグ16
ジュビロ磐田 鹿島アントラーズ
7月18日(水)/19:00/ヤマハスタジアム
 
ジュビロ磐田
今季成績(15節終了時):8位 勝点21 6勝3分6敗 15得点・15失点
 
【最新チーム事情】
●中断期間は御殿場キャンプを張り、フィジカル強化と新システムにトライ。
●川崎から獲得した大久保は22日の札幌戦から出場可能に。
●中村の復帰はまだ少し時間がかかる見込み。松本、小川航、モルベッキが怪我で戦線離脱中。
 
【担当記者の視点】
 中断期間はフィジカルをもう一段階上げるためのハードな練習を課し、新たなフォーメーションにトライ。鹿島戦は、4-1で快勝した11日の天皇杯3回戦の山口戦や強豪との練習試合で採用した新システムで臨む可能性が高い。名波監督も新たな布陣には「シュート数や決定的なシーンが増えた」と手応えを得ている。
 
 3バックの前にアンカーを置き、中盤をダイヤモンド型にシフトした布陣は、ここまで物足りなさのある得点力、攻撃力をアップさせる狙いがある。「ワントップの下に人数がいることが魅力。彼らを守備に回らせないようにバランスを崩さず良い距離感を保てるよう声をかけていきたい」とアンカーに抜擢された宮崎は言う。
 
「我々のテンションを上げてくれる相手。なかなか勝てないでいるホームで勝利したい」と名波監督は再開初戦が鹿島であることを歓迎。怪我人が多いが、新しいことにトライしていることもモチベーションに、「総力を挙げて戦い、終盤に向けてギアを落とすことなくやっていく」と夏場の連戦を見据えている。
 

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