【J1展望】浦和×名古屋|「日本代表がやられたようなカウンターをやろう」と言ったのは?

2018年07月17日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――西川はクルトワのような役回りを果たす心づもりか

故障者/浦和=長澤、山田、ナバウト、ズラタン 名古屋=なし
出場停止/浦和=なし 名古屋=なし

J1リーグ16
浦和レッズ 名古屋グランパス
7月18日(水)/19:30/埼玉スタジアム
 
浦和レッズ
今季成績(15節終了時):14位 勝点17 4勝5分6敗 12得点・13失点
 
【最新チーム事情】
●中断期間にキャンプで猛練習
●セットプレーの確認を念入りに
●システムは3バックでスタートが濃厚
●青木は中央の守備を重視
 
【担当記者の視点】
 ワールドカップによる中断期間は、静岡県内でキャンプを行ない猛練習を積んだ。強度のある練習で、フィジカル的なベースを高めた。
 
 その中でも重視されたのはセットプレーで、天皇杯3回戦の松本山雅戦では2得点と結果を出した。また、守備も多くの時間を割いて確認され、GKの西川は「監督は日本がやられたようなカウンターをやろうと話した」と明かす。記憶に新しい日本代表のベルギー戦で決勝点の起点になったGKクルトワのような役回りを果たす心づもりだ。
 
 キャンプでは4バックをメインにしていたが、天皇杯では3バックに戻した。武藤は「慣れは3枚の方がある」と話すが、4バックの習熟にも手応えがあり「どちらがメインになるかは分からない」と語る。試合中のシステム変更も考えられる。
 
 相手は最下位の名古屋だが、柏木は「(シーズン)前半戦で戦った時は、相手も出来上がっていなかったと思う。修正してくるはず」と警戒を怠らない。ボランチの青木は「中央をしっかりと締めて戦うことが重要だ」と話していた。

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