「移籍は簡単な決断だった」 C・ロナウド、ユベントス入団会見で移籍理由と意気込み語る!

2018年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

超破格の高待遇で迎え入れられたスーパースター!

クラブの施設前に詰めかけた大勢のユベンティーノの熱烈な声援に、笑顔で応じたC・ロナウド。いよいよ、サッカー界きってのスーパースターの新たなキャリアがスタートする。 (C) Getty Images

 現地時間7月16日、ユベントスは本拠地のアリアンツ・スタジアムで、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの入団会見を開いた。

 9年にわたるレアル・マドリーとの蜜月関係に終止符を打ち、移籍金1億1700万ユーロ(約153億円)、推定年俸3000万ユーロ(約39億円)と、33歳ながら超破格の高待遇で迎え入れられたC・ロナウドは、15日にトリノ入りを果たし、多くのユベンティーノからの熱烈な歓迎を受けた。

 サッカー界きってのスーパースターは、16日に「Jメディカル」と呼ばれるユーベの医療施設でメディカルチェックを受け、これをパス。その足でクラブハウスへ向かい、マッシミリアーノ・アッレグリ監督やジョルジョ・キエッリーニら新しいチームメイトたちと挨拶を交わした。

 晴れて正式契約となったC・ロナウドは、会見において「簡単な決断だった」とコメントし、意気込みとユーベの印象を語った。

「世界で最も力のあるチームの一つであるユベントスに加わるというのは、簡単な決断だった。ずっと前から決めていたよ。偉大な監督、偉大な会長、そして偉大なクラブだ。僕はまだ若いし、サッカーを愛しているし、何より挑戦することが好きだ。僕のキャリアにとっても、素晴らしい挑戦になる。今のところは、全てがうまくいっているよ」

 また、9年間プレーしたマドリーを離れることを「寂しいか?」と記者に問われたC・ロナウドは、「寂しくはなかった」と話し、その理由を明かしている。

「そもそも、ここにいること自体が簡単なことじゃない。僕の年齢ぐらいの選手たちは中国のような国に行くことが多いから、ユベントスという選択肢を与えてもらったことを感謝している。僕はとにかく、快適な環境に居続けることが好きじゃない。常に挑戦したいんだ。マドリーやマンチェスター・Uで作った歴史を、ここでも作りたいよ」

 世紀のビッグディールを成立させ、カルチョでの挑戦に向けての期待を口にしたC・ロナウド。偉大なクラッキは、現地時間7月30日にアメリカでのプレシーズンツアーを行なっているチームに本格合流する予定だ。

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