「マドリーに行く準備をする」アザールが一大決心! 世紀のメガディールが成立するか!?

2018年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「違う景色を探す時期なのかもしれない」

3位決定戦のイングランド戦でも圧倒的な存在感を示したアザール。噂されている移籍の可能性についても口を開いた。(C)Getty Images

【7月14日・サンクトペテルブルグ|3位決定戦 ベルギー 2-0 イングランド】

 ベルギー代表はイングランドとの激闘を2-0で制し、同国史上最高位の3位という結果で、ロシア・ワールドカップを終えた。10番を背負った主将のエデン・アザールは、この3位決定戦でも終盤に決定的な追加点を挙げるなど奮迅のパフォーマンス。FIFA(国際サッカー連盟)の選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 有終の美を飾ったアザールは、試合後のインタビューで示唆したのが、誰もが気になる自身の去就についてだ。ベルギー全国紙『HLN』など複数のメディアが報じている。

「チェルシーでは本当に素晴らしい6年間を過ごした。そろそろ、違うものを探す時が来たかもしれないね。ワールドカップが終われば、僕自身が(チームに)残るかどうかを決めることもできるけど、最終的な決定を下すのはチェルシーだ。もし僕が去る選択をするのなら、行きたい場所は分かるだろう?」

 この問い掛けに対して『HLN』は、以前からアザールが希望していたクラブの名を出した。間違いなく、レアル・マドリーであると。
 
 ベルギーを率いたロベルト・マルティネス監督は、アザールはいかなるビッククラブでも活躍できると太鼓判を押す。

「彼は現代フットボールにおいて、もっともパーフェクトな選手のひとりだと思う。1対1の状況で彼を出し抜ける選手はほぼいない。しかもパーソナリティーが素晴らしい人格者であり、リーダーシップも兼ね備えている。勝者のメンタリティーの持ち主なんだ。まあ彼なら世界中のどんなビッグクラブに行こうと活躍できるよ。世界最高のクラブでもね」

 こちらも暗にマドリー行きを匂わせている。
 

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