勝利後にチームバス内で流れる“懐メロ”
47歳のサウスゲイト監督と24歳のダイアー。その選曲はジェネレーションギャップをものともしない!?(c)Getty Images
いよいよ今夜、ロシア・ワールドカップ準決勝でクロアチアと対峙するイングランド代表。守備的MFのエリック・ダイアーが明かしたのが、試合後にガレス・サウスゲイト監督がどのように「勝利を祝うか」。英サッカー専門誌『FourFourTwo』がその詳細を報じた。
トッテナムのマルチロールはこう説明する。
「試合に勝利した後、監督とスタッフはチームバスのなかでとあるプレイリストを流すんだ。ただ、スピーカーの調子が悪くて、バスの後ろ側だと聞き取りにくいのが難点なんだけどね」
24歳の若いダイアーは、そのプレイリストから流れてくる音楽を、決して不快に思ってはいないという。
「スピーカーの音量を過剰に大きくすることもないし、歌もみんなが聴き取れるくらいの音量で流れてくるんだ。曲は、僕らにしてみれば80年代、90年代のオールドスクール(懐メロ)。僕は"カラオケ曲"と呼んでいるんだけど、聴いていて2~3曲はいい曲だなあと思えるものもあるし、選手たちも監督たちが歌うのを聴いて楽しんでいる。
試合から戻ってくるときから歌い合っているので、水曜日もこの光景が続くといいなと望んでいるよ」
快進撃を続けるイングランド代表チームの雰囲気の良さが伝わってくるエピソードだ。はたして勝利後のカラオケは、7月11日の準決勝後にも繰り広げられるのだろうか。決戦はもうすぐそこだ。