「ピッチでまた会おう」 F・トーレスの鳥栖入りをポドルスキも歓迎! 一方、送り出す古巣A・マドリーは…

2018年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「心から尊敬している」と古巣のキャプテン

写真はスペインが初戴冠を遂げた2010年南アフリカW杯準決勝の後。Jの舞台ではどのような戦いが展開されるだろうか。 (C) Getty Images

 一度は立ち消えになったと思われていた元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスのサガン鳥栖加入が7月10日、正式に決定し、国内外で大きな話題となっている。
 
 5月にはひと足先に、同じくスペイン代表(ロシア・ワールドカップ敗退後に引退発表)のアンドレス・イニエスタがヴィッセル神戸入りを決めており、海外では続けて大物が加入するJリーグにスポットライトが当てられている。
 
 バルセロナの『SPORT』紙は「F・トーレスもイニエスタの足跡を辿ることとなった」と報じ、彼にはアメリカのシカゴ・ファイアー、オーストラリアのシドニーFCからも引き合いがあったことなどを紹介、「彼は日本で今後も成功を求めていく」と締めた。
 
 イニエスタ以外にも、神戸には元ドイツ代表FWのルーカス・ポドルスキがすでに所属しているが、彼はF・トーレスのJ参戦を受け、自身のツイッターで「ようこそ日本へ、エル・ニーニョ(神の子)。ピッチでまた会おう!」と歓迎の言葉を綴っている。
 
 一方、F・トーレスがユース時代を含めてキャリアの長い時間を過ごしたA・マドリーは、クラブのシンボル的存在を送り出すにあたり、これまでキャプテンを務めたガビが以下のように、感謝の言葉を送った。(スペイン『Marca』紙より)
 
「子どもの頃から、A・マドリーに全てを捧げてきた彼のことを、心から尊敬している。彼はずっと、チームをリードしてくれた。今後も彼には、このクラブでやるべきことがたくさんあるから、必ず戻ってきてくれるだろう」
 
 多くの激励を受け、34歳にして新たな挑戦に踏み出すこととなったF・トーレス。Jリーグにまたひとつ、大きな楽しみが増えた。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事