「マドリーを去るなら永遠に感謝」 C・ロナウド代理人が移籍報道に言及! スペイン有力紙も退団を予測

2018年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリー『御用達』のスペイン紙も「ふさわしい別れを」とメッセージ

具体的な話も持ち上がり、実現性が日増しに熱を帯び始めているC・ロナウドのユーベ行き報道。はたして、サッカー界最高のクラッキは新天地を求めるのだろうか? (C) Getty Images

 熱戦が繰り広げられているワールドカップとともに、今、サッカー界を大きく沸かせているのが、クリスチアーノ・ロナウドの移籍騒動だ。2009年6月から9年在籍したレアル・マドリーを離れ、イタリア王者ユベントスに向かうと言われている。

 サッカー界のカリスマの去就動向をイタリアやスペインのメディアは連日報道。一部では、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、同選手の代理人を務めているジョルジュ・メンデス氏を呼び出し、今後に関して話し合ったと伝えられた。

 そのメンデス代理人が7月5日、ついに沈黙を破った。ポルトガル紙『Record』で、「(移籍する場合は)新たなステージであり、輝かしいキャリアにおける新たな挑戦となる」と述べたのだ。(イタリア『Sky Sport』より)

「C・ロナウドがマドリーを去ることになれば、彼は例外なく、クラブ、会長、チーム、メディカルスタッフ、そして世界中のマドリディスタたちにずっと感謝していくだろう」

 これは、ユーベ移籍を認めるわけでも、否定するわけでもないコメントだが、別れのメッセージと捉えることもできる発言と言えるだろう。
 
 マドリーの"御用達"でもあるスペイン紙『Marca』は、同じ5日の電子版で、「クリスチアーノのためにレジェンドにふさわしい別れを」という記事を掲載。「これほど重要な選手が裏口から出ていくことはできない」と、クラブも選手もこれまでの功績に見合う最後を望んでいると伝えた。

 イタリアの"老貴婦人"は、マドリーに移籍金として、1億ユーロ(約130億円)、ロナウドに年俸3000万ユーロ(約39億円)の4年契約を用意していると言われる。移籍金額こそネイマールらに及ばないものの、サッカー界を揺るがすビッグディールであることは間違いない。

 プレミアリーグとリーガ・エスパニョーラで栄光の数々を手にしてきたC・ロナウドは、守備と戦術性を重視するセリエAに挑むのか。今週末にも取引がまとまると報じるメディアもあるなか、その交渉の進展から目が離せない。
 
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