「C・ロナウドの売却に賛成? 反対?」 スペイン紙がアンケートを実施。マドリディスタの反応は?

2018年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「その日」に備えて“最後のユニ”の購入に走るファンも。

ユベントス移籍説が浮上しているC・ロナウド。33歳という年齢を考えれば、たしかに売り時と言えなくもない。(C)Getty Images

 世界がワールドカップに熱狂している間も、マーケットは止まらない。欧州サッカー界では日々、多くの選手が新たな冒険へと向かっている。

 現在もっとも注目されているのが、レアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドだ。1億ユーロ(約130億円)を用意しているというイタリア王者ユベントスへの移籍が実現するのか騒がれている。

「C・ロナウドがトリノで家を探している」、「マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が代理人のジョルジュ・メンデスを呼び出し、近く話し合いが行なわれる」など、イタリアやスペインのメディアは連日、このポルトガル代表FWのセリエA移籍について報じているところだ。

 C・ロナウドがマドリーに大きく貢献し、サッカーの歴史に名を残した偉大な選手であることは疑いようがない。ただ一方で、33歳という年齢になり、キャリアの終わりを迎えつつあるのも事実だ。1億ユーロというオファーが事実であれば、マドリーが「売り時」と考えてもおかしくはない。

 では、サポーターはどうか。彼らは1億ユーロでの売却を良しと捉えているのか。

 スペイン紙『AS』のアンケートによると、11万7000人を超えるユーザーのうち、52%強が「イエス」と回答。「ノー」が47%強と、わずかながら「イエス」が上回った。
 
 ただ、C・ロナウドはマドリディスタのアイドルだけに、移籍するとなれば惜しむファンは多い。中には、すでに「その日」に備えて動き出したサポーターもいるようだ。

 イタリア『Sky Sport』によると、「最後になるかもしれない」と、C・ロナウドのユニホームを買いに、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ近くの公式ストアへと足を運ぶサポーターもいるという。

 ある男性は、C・ロナウドのユニホームを6枚も購入した。「子供たちが大きくなったら、みんなに1枚ずつ配りたいと思ってね」とその理由を説明している。

 マンチェスター・ユナイテッドからマドリーに移籍して9年、C・ロナウドは4度のチャンピオンズ・リーグ優勝をはじめ、数々のトロフィーを手に入れた"白い巨人"から、イタリアの"老貴婦人"へと活躍の場を移すのか。その動向から目が離せない。
 
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