運命のベルギー戦、最終オッズが確定! 想像以上の圧倒的な査定差で…【ロシアW杯】

2018年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

得点者オッズは10番手でようやく大迫が

通算対戦成績は日本の2勝2分け1敗。昨年11月の親善試合で0-1の黒星を喫するまで無敗だった。ポジティブ捉えていいはずだ。(C)Getty Images

 いよいよ日本時間の7月3日午前3時にキックオフされる、運命の日本vsベルギー戦。史上初のワールドカップ8強進出を目論むサムライブルーに、優勝候補の一角を担う赤い悪魔が立ちはだかる。
 
 試合を目前に控え、英老舗ブックメーカー『William Hill』社がゲームにまつわるさまざまなオッズを確定させている。
 
 まずは勝敗予想だ。こちらは驚くほどの差を付けられた。90分以内での勝利がベルギーの1.36倍に対し、日本はなんと9.50倍! 引き分けは4.50倍だった。さらに延長・PK戦を含めた勝敗ではベルギーが1.17倍、日本が4.50倍となっている。試合が拮抗してもつれたとしても、最終的に「勝つのはベルギー」と同社は見ているのだ。
 
 スコア別で見ていこう。こちらもベルギー勝利が圧倒的優勢で、1-0と2-0が同じ6.50倍(かなり珍しい)で、2-1が9.00倍、3-0が8.00倍の順。1-1引き分けが8.50倍で、日本の勝利は1-0の21倍が最高値とかなりのハイオッズだ。賭けるならここが狙い目だろうか。

 
 得点者オッズも当然ながらベルギー勢が上位を独占。ロメル・ルカクが1.85倍、ミチ・バチュアイが2.00倍、エデン・アザールが2.10倍、ドリース・メルテンスが2.62倍と並び、一通り先発濃厚なフィールドプレーヤーが終わったところで、10番目にようやく大迫勇也が4.20倍で登場する。日本は2番手が香川真司(4.80倍)、3番手が原口元気(5,50倍)という評価だ。
 
 かたや、日本が上位に名を連ねたのが「カードコレクター」部門である。酒井宏樹2.75倍、長友佑都、原口元気、乾貴士がそれぞれ3.00倍で、5番手でベルギーのヴァンサン・コンパニ(3.75倍)が入ってくる。日本が守勢に回る時間帯が多い、激しいチャージで臨むことを予想しての結果だ。
 
 世界中のメディアも盛んにスコア&展開予想を行なっているが、日本以外のメディアで西野ジャパンの勝ちを予想しているところはほぼ皆無に等しい。グループリーグで韓国がドイツを下し、昨日はロシアがスペインを撃破した。もし日本がベルギーを破れば、その2試合を超える最大のアップセット(番狂わせ)となるだろう。ぜひとも達成してもらいたい。
 
 ちなみに同社では話題沸騰のVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に関する賭けも受け付けている。今日の日本vsベルギー戦でも採用され、「VARでPKが与えられる」が2.87倍、「VARでオフサイド判定だったゴールが認められる」が11倍、「日本人選手がVARによって退場させられる」が12倍と相当に細かい。ユーザーのニーズに応えての試みだろう。
 
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