「左サイドは君に任せた!」 ガラタサライが完全移籍の長友を大歓迎!! 移籍金は250万ユーロ

2018年06月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

インテルは感謝と激励、長友もお返しのメッセージ

正式にガラタサライの一員となった長友。新シーズンは国内の戦いだけでなく、チャンピオンズ・リーグ(本戦出場)も控えている。 (C) Getty Images

 日本代表SBの長友佑都がインテルからガラタサライへ完全移籍したことを、6月30日に両クラブが公式サイトなどで発表した。
 
 ガラタサライによると、契約期間は2年で、インテルに支払われる移籍金は250万ユーロ(約3億2500万円)。また、長友は年俸として200万ユーロ(約2億6千万円)を受け取るという。
 
 今年1月にレンタルで加入してすぐに左SBのレギュラーに定着し、クラブのリーグ優勝にも貢献した長友の完全移籍について、ガラタサライは公式ツイッターで「長友が帰ってきた!」「おかえり! 左サイドは君に任せた!!」と大歓迎している。
 
 一方、長友が8シーズンを共に過ごしたインテルは、ガラタサライとの交渉では移籍金をめぐって強硬な姿勢も見せていたが、ようやく同意に達した今、ファンからも愛されたアイドルを送り出すのに際し、公式サイトで以下のようにメッセージを送った。
 
「ネッラズーリ(黒と青)を身に纏い、213試合に出場して8得点をマークした日本人は、トルコで新たな冒険に出る。これまで誠実な姿勢でともに戦ってくれたことを感謝している。今後の挑戦で幸運が訪れることを。ありがとう、ユウト」
 
 対して長友は、自身のツイッターで「ネッラズーリのユニホームを着られたことを大きな誇りだった」と綴り、ファンには「常に愛情を示してくれてありがとう」、インテルには「ともに戦ってくれてありがとう」と、感謝の意を表した。
 
 去就問題がようやく決着した長友。早くも新シーズンが楽しみだが、その前に大きな戦いが控えている。日本代表はグループステージを勝ち抜き、7月2日(現地時間)にベルギーと決勝トーナメント1回戦で対峙する。ここで彼が、左サイド躍動し、難敵を苦しめることを期待したい。

次ページ【動画】すでにガラタサライでも愛されている“サムライ”長友

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事