前代未聞の“PKやり直し”の勝者は名古屋!奈良クラブはジャイアントキリング達成ならず

2018年06月28日 サッカーダイジェスト編集部

奈良クラブの勝利から一転…

天皇杯でPKの再戦を制した名古屋。3回戦へ進出した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 6月28日、パロマ瑞穂スタジアムで、天皇杯・2回戦の名古屋(J1)×奈良クラブ(JFL)の"PK戦やり直し"が行なわれ、名古屋が勝利した。
 
 PK戦では名古屋、奈良クラブともに2人目のキッカーが失敗。その後はともにゴールを決めたが、奈良クラブは8人目のキッカーがシュートを外し、逆に名古屋は八反田康平が落ち着いて成功。名古屋が3回戦進出を決めた。
 
 6月6日に行なわれた試合では、1-1のまま120分を終え、PK戦の末に奈良クラブが勝利していた。しかし同11日、日本サッカー協会がPK戦において「次ラウンド進出チームの決定に直接影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミス」があったと発表。臨時の天皇杯実施委員会を開催して協議した結果、1人目からPK戦をやり直すことが決まっていた。
  
 前代未聞の"PK戦やり直し"を制した名古屋は、3回戦で同じJ1の広島と対戦する。
 
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