「初戦よりタフになる」16年前の大旋風を知る“セネガルの英雄”ディウフが日本を警戒!

2018年06月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ポーランド戦は「完璧」と称賛。

02年大会の「セネガル旋風」の原動力となったディウフ。現代表を率いるシセ監督は当時のチームメイトだ。(C)Getty Images

 コロンビアとの初戦に2-1で勝利した日本代表は6月24日、セネガルとのグループリーグ第2戦に臨む。

 セネガルと言えば、2002年日韓ワールドカップでの躍進が印象的だ。初出場ながら開幕戦で前回王者のフランスを撃破すると、勢いそのままにベスト8に進出し、旋風を巻き起こした。

 当時のチームでエース格だったのが、エル=ハジ・ディウフだ。開幕戦で決勝ゴールをお膳立てするなど、崩しの急先鋒として大会を通じて特大のプレゼンスを発揮。ゴールこそなかったものの、鋭い突破で再三チャンスを作り出し、攻撃を牽引した。

 大会終了後に移籍したリバプールでは鳴かず飛ばずだったとはいえ、その後に4シーズン在籍したボルトンでは114試合で21ゴールを挙げる活躍を見せた。

 現チームのエースで、リバプールでプレーするサディオ・マネも「憧れの存在」と語るほど、ディウフは、言わずと知れたセネガルの英雄だ。
 
 そのレジェンドは、FIFAランク8位の強豪ポーランドを2-1で破った初戦を振り返り、「結果もパフォーマンスも完璧だった」と後輩たちを讃えた。

 そのうえで、「次はもっとタフな試合になる。このグループは厳しい」と日本を警戒した。

 ディウフの見立て通り、勢いに乗るセネガルを日本が苦しめられるか――。注目が集まる。
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