【W杯展望|アルゼンチン×クロアチア】調子の上がらないアルゼンチン。メッシは本領発揮となるか

2018年06月21日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

捲土重来を期すメッシの活躍は

故障者/アルゼンチン= クロアチア=なし
出場停止/アルゼンチン=なし クロアチア=なし

ロシア・ワールドカップ グループD・第2戦
アルゼンチン-クロアチア
6月21日(木)21:00(日本時間27:00)キックオフ/ニジニ・ノブゴロド(ニジニ・ノブゴロド)

 
 初出場のアイスランドと対戦し、まさかのドロー発進となったアルゼンチン。計26本のシュートを放ちながら、わずか1ゴールと結果、内容ともに決して褒められたものではなかった。
 
 とくにPKを失敗するなど不発に終わったリオネル・メッシは、アルゼンチン国内でも戦犯扱いされるなど、らしくないプレーに終始した。
 
 第2戦で戦うクロアチアは、初戦でナイジェリア相手に危なげない勝利を収めた厄介な相手だ。
 
 とくに違いを見せつけたルカ・モドリッチやイバン・ラキティッチ、イバン・ペリシッチを擁する中盤は、質・量ともにアルゼンチンを上回り、好調ぶりをアピールしている。
 
 アルゼンチンのホルヘ・サンパオリ監督は、どうやら初戦の4バックから3バックにシステムを変更するようだ。
 
 メッシをトップ下に置き、より自由にプレーさせることが予想され、初戦から大幅なメンバーの入れ替えも示唆している。
 
 クロアチアは、初戦の流れを汲む形になりそうだが、モドリッチのトップ下起用も考えられる。その場合、中盤の底に入り、リーガ・エスパニョーラでも凌ぎを削ってきたハビエル・マスチェラーノとのマッチアップは見応えがありそうだ。
 
 とはいえ、なんと言ってもこの試合はメッシのプレーが最大の見どころ。気持ちを切り替えて世界中のサッカーファンを満足させるような活躍に期待したい。
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