熱狂のコロンビア戦はTV視聴率も好調!今年最高をマークして歴代では…

2018年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

代表選手を多く輩出してきたあのエリアが…

勝利を決め、サポーターにガッツポーズで応える静岡出身の長谷部誠。 (C) Etsuo Hara/Getty Images

 6月19日夜にNHK総合で放送された、ロシア・ワールドカップH組の「日本対コロンビア戦」の視聴率が明らかになった。

 関東地区での平均視聴率は、前半(午後8時45分から65分間)が42.8%、後半(後8時45分~9時50分)48.7%で、瞬間最高視聴率は、午後10時52分と53分に記録した55.4%だった。

 日本代表戦の視聴率としては、過去最高が2002年日韓大会のロシア戦(フジテレビ)で記録した66.1%。コロンビア戦の後半の視聴率は、02年トルコ戦の48.5%(関東地区)を抜き、歴代9位相当の数字となった。また、平昌五輪のフィギュアスケートで羽生結弦が金メダルに輝いた「男子フィギュア・フリー」(NHK総合)の33.9%を上回り、今年放送された番組のなかでもっとも高い数値となった。
 そんな記録的な視聴率を超える数値を記録したのが、"日本のサッカー王国"と名高い静岡県。前半は44.4%、後半49.8%と、いずれも関東を上回った。

 今大会で代表メンバーに選出されている静岡県出身者は、長谷部誠(フランクフルト)と大島僚太(川崎フロンターレ)の2名で、やはりサッカーに対する注目度の高さが伺える。過去、静岡県出身でワールドカップに出場したのは16人。これは全国1位で、2位東京都の7人、3位神奈川県の6人に比べても2倍以上の輩出率となっている。

 ちなみに道頓堀川へのダイブで有名な大阪府を含む関西地区での視聴率は、前半37.6%、後半が44.1%と、関東や静岡に比べてやや低い数値となった。

 日本同様、世界でも記録的な視聴率を叩き出すインフレ状態が続いている。アルゼンチン対アイスランド戦がアイスランドで99.6%と驚愕の数字をマーク。18日(現地時間)に行なわれたチュニジア対イングランド戦では、英国内で最高視聴率69.2%を記録し、先月のロイヤルウェディング(ハリー王子とメーガン・マークルさん)の数字を上回ったという。
 
 日本では、24日夜10時からセネガル戦が日本テレビ系列で放映される。はたしてコロンビア戦を超える視聴率を記録するのか、こちらも注目だ。
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