【W杯 大会13日目プレビュー】ギリシャ対コートジボワール戦

2014年06月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

先制点を奪ったほうが勝利に大きく近づくのは確実だろう。

ギリシャサッカー最大の栄光であるEURO2004の優勝メンバーでもあるカラグーニス。奇跡を呼び込めるか!? (C) Getty Images

グループC
ギリシャコートジボワール
17:00(日本時間25日5:00)キックオフ
カステロン(フォルタレーザ)
 
【ギリシャの視点】
 
 決勝トーナメント進出を果たすためには、勝利は絶対条件。さらに日本が勝った場合には、得失点差の関係で最低でも3ゴールを挙げる必要がある。今大会いまだ得点なしで、出場した過去2回のワールドカップで計2ゴールしか挙げていないギリシャにとって、これはあまりに難しいと思われるが……。
 
 戦い方としてはこれまで同様、じっくり守り、少ない攻撃チャンスを活かすしか術はないだろう。
 
 日本戦で退場処分を受けたコンスタンティノス・カツラニスに代わり、コートジボワール戦には大ベテランのゲオルギオス・カラグーニスがスタメンに名を連ねると見られている。
 
[得点者]なし
[警 告]2回:カツラニス 1回:パパスタソプーロス、サルピンギディス、トロシディス、サマラス
[退 場]1回:カツラニス
 
【コートジボワールの視点】
 
 初戦で負傷したFWディディエ・ヤ・コナンは、2戦目のコロンビア戦に続き、この試合も欠場する。サスペンションのディディエ・ゾコラに代わるCBには、同じくベテランのコロ・トゥーレが起用される見込みだ。
 
 日本対コロンビア戦の結果いかんでは引き分けでも突破が決まるが、選手たちにドロー狙いという考えはない。誰もが勝ちにいく姿勢を示している。
 
 最も避けたいのが、先制点を与えること。リードを死守しようと守りを固めたギリシャからゴールを奪うのは容易でなく、そのままずるずると相手のペースに引きずり込まれかねない。逆に先制できれば、ギリシャは攻撃的にならざるを得ず、快足ジェルビーニョを軸とするカウンターアタックで一気に大量点というシナリオも考えられる。
 
 注目されるのがディディエ・ドログバの起用法。サブリ・サムシ監督は、コンディションが万全でないこのエースを、前の2試合ではいずれも勝負どころの後半途中に投入した。しかし早い時間に先制して主導権を握るには、スタメン起用は有効な選択であるはずだ。
 
[得点者]2点:ジェルビーニョ 1点:ボニ
[警 告]2回:ゾコラ 1回:バンバ、ティオテ
 
◆対戦成績&試合結果
 
ギリシャ
対戦なし
コートジボワール
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事