【W杯展望|ポルトガル×モロッコ】絶好調のC・ロナウド、史上3人目の快挙に挑む!

2018年06月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

20代の頃を思わせるキレとスピード。

故障者/ポルトガル=なし モロッコサウジアラビア=アムラバト(MF)
出場停止/ポルトガル=なし モロッコ=なし

ロシア・ワールドカップ グループB・第2戦
ポルトガル-モロッコ
6月20日(水)15:00(日本時間21:00)キックオフ/ロストフ・アレーナ(ロストフ・ナ・ドヌ)


 スペインとの初戦は3-3の引き分けに終わったものの、クリスチアーノ・ロナウドがハットトリックと爆発。その最後の3点目は、1点リードを許して迎えた終了間際の88分に決めた直接FKで、エースのこの劇点弾でグループ内の最大のライバルから勝点1をもぎ取ったポルトガルは、絶好のスタートを切ったと言えるだろう。
 
 決定力と勝負強さとともに、20代の頃を思わせるキレとスピードを見せたC・ロナウドの好調は、ポルトガルにとってなにより心強い。

 モロッコ戦では、2トップのパートナーがスペイン戦のゴンサロ・グエデスから、予選を通してコンビを組んで好連携を築いたアンドレ・シウバに代わる予定で、ワールドカップ史上3人目となる2試合連続のハットトリックも夢ではないだろう。

 いずれにしても、ポルトガルの7番から目が離せない。

 後半アディショナルタイムの痛恨のオウンゴールで初戦のイラン戦を落としたモロッコは、もう後がない状態。個人プレーに走って墓穴を掘ったジイェフ、アリット、ベルハンダといった才能豊かなアタッカー陣が、組織的に機能できるかが鍵となる。
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