VARの洗礼を浴びた韓国。“経験者”吉田麻也は「慎重に、慎重に、慎重に」

2018年06月19日 サッカーダイジェスト編集部

「ペナの中では、足は出せないですね」

昨年11月のブラジル戦では、VAR判定でPKを献上している吉田。この経験を教訓に、コロンビア戦では不用意なファウルを取られないようにしたい。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

 6月19日の日本対コロンビア戦の前日には、日本の永遠のライバルである韓国がスウェーデンと対戦。結果は1-0でスウェーデンの勝利。アンドレアス・グランクビストのPKで決着をつけた。
 
 このPKの判定には、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が採用された。73分、ヴィクトル・クラーソンがエリア内で倒された場面は、最新のテクノロジーによってジャッジされたのだ。
 
 昨年11月のブラジルとの親善試合で、国際Aマッチで初めてVARを体験した日本は、7分の相手CKの際、吉田麻也が相手選手を倒したとのビデオ判定を受け、PKを献上。これをネイマールにきっちり決められた後も2失点し、1-3の完敗を喫している。
 
 VARで苦い思い出がある吉田は、韓国対スウェーデン戦のVAR判定を引き合いに、自身の実体験とそれからの教訓について問われると、「ペナの中では、足は出せないですね。慎重に、慎重に、慎重に、プレーしなければいけない」と、自らに言い聞かせるように答えた。
 
 もちろん、いざとなれば思い切ったディフェンスでピンチを潰すはずだが、"VAR経験者"である吉田なら、不用意なファウルは取られないはずだ。

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