「W杯の初戦でキャプテンマークを巻けるなんて!」 ブラジル、スイス戦の主将はマルセロに決定

2018年06月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「金では買えない価値がある」

「リレー形式」で決まるブラジル代表のキャプテン。初戦のスイス戦ではマルセロがその大役を担う。(C)Getty Images

 ブラジル代表のマルセロが6月16日、ロシア・ワールドカップ(W杯)初戦のスイス戦を翌日に控え、記者会見に臨んだ。

 所属のレアル・マドリーを巡っては、スペイン代表からジュレン・ロペテギ監督を引き抜いたことが騒ぎ立てられている。スペイン・サッカー連盟はW杯開幕前日、ロペテギ監督を解任していた。

 もっとも、スペイン紙『Marca』によれば、マルセロはロペテギ新監督に関する質問にはいっさい応じなかったようで、ブラジル代表の広報担当も「マルセロはW杯に関する質問にしか答えない」と強調した。
 
 そのW杯の初戦で、マルセロはキャプテンを務めることが決まった。ブラジル代表では「リレー方式」でその試合のキャプテンを決めているが、マルセロはスイス戦で腕章を巻くことについて、「26歳の頃からマドリーで副キャプテンを務めている。その経験で代表に貢献できると思っているよ」と自信を伺わせている。

「もちろん、スイス戦でブラジルのキャプテンになることは嬉しい。自分の国の代表選手になるというのは、子供の頃から夢見ていたことだし、W杯の初戦でキャプテンマークを巻くことには金では買えない価値がある」

 マルセロは「時間とともに僕は経験を積み、知名度を手にした。自分の頑張りと明るさでセレソンを助けたい」と続けた。

「チームを助けるために、自分の持てるすべてで貢献したい。自分の経験が助けになることを願っているよ。ただ、もっとも大切なのはチームが助け合うことだ」

 セレソンはマルセロ主将の下で団結し、スイスとの初戦で白星発進できるのだろうか。
 
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