【W杯展望|アルゼンチン×アイスランド】ついにメッシが登場!! アイスランドの組織力を突き崩せるか?

2018年06月16日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

メッシはほぼ万全の状態でロシア入り。

故障者/アルゼンチン=なし アイスランド=なし
出場停止/アルゼンチン=なし アイスランド=なし

ロシア・ワールドカップ グループD・第1戦
アルゼンチン-アイスランド
6月16日(土)16:00(日本時間22:00)キックオフ/スパルタク(モスクワ)


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 今大会が初出場で、人口33万人はW杯史上最少の小国アイスランドが、過去2度の優勝を誇り、世界最高のプレーヤー、リオネル・メッシを擁する列強国のアルゼンチンに挑む。組織力、結束力を拠り所とするアイスランドに対し、メッシをはじめとする個の力で勝負するアルゼンチンと、チームの成り立ちも好対照だ。
 
 侮れないのは、アイスランドの組織立った堅守速攻だ。その威力は、イングランドを沈めてベスト8に進出した2年前のEURO2016の躍進で証明済み。前線にロングボールを放り込み、こぼれ球に殺到するダイレクトなサッカーは、シンプルながらピッチに立つ選手全員が骨惜しみをせずに自らのタスクを遂行し、あらゆる相手に脅威を与えうる。
 
 ただし、大会前の準備試合はノルウェーに敗れ、ガーナとは引き分け。しかも3失点、2失点と基盤となる堅守が打ち破られているのは大いに不安だ。
 
 一方のアルゼンチンは、本番前の唯一の強化試合となった5月30日のハイチ戦に4-0と大勝。しかもメッシがハットトリックと、最高の状態でロシアに乗り込むことができたのは、なにより心強い。
 
 戦術や組織を超越して試合を解決してしまう力を持ったメッシが、いずれにしても勝負を左右する最大のファクターだ。
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