中盤の主導権争いを制したクロアチアに軍配。
欧州とアフリカを代表するタレント集団同士の対戦は、クロアチアに軍配が上がった。モドリッチ(背番号10)の存在が、両チームの決定的な差となっていた。(C)Getty Images
現地時間6月16日、クロアチア対ナイジェリアの一戦は、序盤から攻守が目まぐるしく入れ替わる激しい展開となった。とりわけ見応えがあったのが、中盤の主導権争いだ。
クロアチアのルカ・モドリッチやイバン・ラキティッチが執拗なパス回しで突破口を探り、ナイジェリアの2ボランチ、オゲネカロ・エテボとウィルフレッド・ディディがこれを必死で食い止める。
そんな展開が繰り広げられるなか、最初にチャンスをつかんだのはクロアチアだった。14分、左のアンテ・レビッチが内へ切れ込み、マリオ・マンジュキッチのポストプレーを経由してイバン・ペリシッチが右足でシュート。さらに16分にはアンドレイ・クラマリッチが正面から、31分にはレビッチが左サイドから強烈な一撃を撃ち込んだ。
そして直後の32分、待望の先制点がそのクロアチアに生まれる。
モドリッチからのCKをニアサイドにいたレビッチが頭で中央に流し、これをマンジュキッチがダイビングヘッド! ボールはエテボの足に当たってゴールマウスに吸い込まれた。
クロアチアのルカ・モドリッチやイバン・ラキティッチが執拗なパス回しで突破口を探り、ナイジェリアの2ボランチ、オゲネカロ・エテボとウィルフレッド・ディディがこれを必死で食い止める。
そんな展開が繰り広げられるなか、最初にチャンスをつかんだのはクロアチアだった。14分、左のアンテ・レビッチが内へ切れ込み、マリオ・マンジュキッチのポストプレーを経由してイバン・ペリシッチが右足でシュート。さらに16分にはアンドレイ・クラマリッチが正面から、31分にはレビッチが左サイドから強烈な一撃を撃ち込んだ。
そして直後の32分、待望の先制点がそのクロアチアに生まれる。
モドリッチからのCKをニアサイドにいたレビッチが頭で中央に流し、これをマンジュキッチがダイビングヘッド! ボールはエテボの足に当たってゴールマウスに吸い込まれた。
1点を追う形となったナイジェリアは、ヴィクター・モーゼスとアレックス・イウォビの両サイドから果敢に攻め込むものの、肝心のクロスは精度を欠き、なかなかいい形でフィニッシュまで持ち込めない。
ゲルノト・ロア監督は62分、イウォビに代えてアーメド・ムサを投入するも、このスピードスターはその後、まともにボールに触ることさえ難しかった。
クロアチアがやや守備に専念していたこの時間帯にナイジェリアが1点でも奪えていれば、流れは変わったかもしれない。だが、そうはならなかった。この試合ふたつ目のゴールは71分、またしてもクロアチアに生まれた。マンジュキッチが獲得したPKをモドリッチが落ち着いてゴール左隅に流し込んだのだ。
試合はこのままクロアチアが逃げ切り、勝点3を獲得。中盤を支配しつづけた欧州屈指のタレント集団は、決勝トーナメント進出に向けて大きく前進している。
【データで見る】クロアチア×ナイジェリア|詳細マッチスタッツ
ゲルノト・ロア監督は62分、イウォビに代えてアーメド・ムサを投入するも、このスピードスターはその後、まともにボールに触ることさえ難しかった。
クロアチアがやや守備に専念していたこの時間帯にナイジェリアが1点でも奪えていれば、流れは変わったかもしれない。だが、そうはならなかった。この試合ふたつ目のゴールは71分、またしてもクロアチアに生まれた。マンジュキッチが獲得したPKをモドリッチが落ち着いてゴール左隅に流し込んだのだ。
試合はこのままクロアチアが逃げ切り、勝点3を獲得。中盤を支配しつづけた欧州屈指のタレント集団は、決勝トーナメント進出に向けて大きく前進している。
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