CL決勝でミスを犯したカリウスに“R・マドリーの新鋭”が心温まる金言

2018年06月12日 遠藤孝輔

ダニ・セバジョスが失意に暮れるGK宛てに投稿したツイートだ。

試合後、ロッカールームでチームメイトに慰められたと語ったカリウス。ダニ・セバジョスの言葉通り、ピッチでの悔しさを晴らすために奮起が必要だ。(C)Getty Images

≪注目のコメント≫
「僕のせいで負けてしまった」
 
発言者:ロリス・カリウス
(リバプール/ドイツ)
 
 そう肩を落とすのも無理はないだろう。レアル・マドリーとのCL決勝で失点に繋がるミスを二度も犯してしまったのだから。試合後には人目を憚らずに涙を流し、リバプールのファンに謝罪。まだ24歳の前途あるGKは、この試練を乗り越えられるだろうか。自身の奮起と周囲のサポートが求められる。
≪カリウスに捧げる"金言"≫
「転んだっていい。
フットボールはいつだって
二度目のチャンスをくれる」
発言者: ダニ・セバジョス
(レアル・マドリー/スペインU-21代表)
 
 今回捧げる金言は、実際にレアル・マドリーのMFが失意に暮れるGK宛てに投稿したツイートだ。フットボールという単語は、そのまま人生にも置き換えられるだろう。失敗を取り戻す機会はかならず訪れる——。対戦相手から届いたこの温かいエールは、カリウスにとって大きな励みになったはずだ。
 
文:遠藤孝輔
 
※ワールドサッカーダイジェスト2018.6.21号より加筆・修正
 
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